本日発売の「数字は語る~3分で読み解く決算書入門」が著者の望月実さんから先週末に、
送られてきました。入門ということで私にも優しくてスラスラと読めました。
著者が公認会計士になった頃に一番驚いたことは、上司が3分ほど決算書を読むだけで
クライアントの問題点を次々と言い当ててしまうことでした。しばらくして分かったことは、
上司が占い師と同じ同じ手法を用いていたことです。最初に外れないことを言って、
そこから相手の表情を見ながら話を進めていき、言い当てたという印象を与えていたのです。
会計士も同じように決算書の中の大きな数字に注目して、その部分にフォーカスして
話を進めながら、相手との会話から問題点を見抜いているのです。
第2章の「損益計算書は『現在』を語る」では「カレーと牛丼はどちらが儲かるのか」
という コンセプトで吉野家と壱番屋を比較しています。このように各章には、次に掲げた
企業の決算書(有価証券報告書)などを元に具体的に説明していますので、イメージが
しやすいです。
任天堂、スクエア・エニックス、吉野家、CoCo壱番屋、JR東日本、キャノン、
NOVA、アーバンコーポレーション、ヤフー、日本マクドナルド。
私が一番参考になったのが、第6章の「ROEが高い会社は良い会社か」です。
ROEの本当の意味「売上を増やすと全員の幸せ、ROEを高めると株主の幸せ」
元の会社でも1990年代の終わり頃から「ROE」を重視されてきました。なんだ、
そういう意味だったのか。やっと分かりました。
望月さん、本と刺激を有難うございます。
送られてきました。入門ということで私にも優しくてスラスラと読めました。
著者が公認会計士になった頃に一番驚いたことは、上司が3分ほど決算書を読むだけで
クライアントの問題点を次々と言い当ててしまうことでした。しばらくして分かったことは、
上司が占い師と同じ同じ手法を用いていたことです。最初に外れないことを言って、
そこから相手の表情を見ながら話を進めていき、言い当てたという印象を与えていたのです。
会計士も同じように決算書の中の大きな数字に注目して、その部分にフォーカスして
話を進めながら、相手との会話から問題点を見抜いているのです。
第2章の「損益計算書は『現在』を語る」では「カレーと牛丼はどちらが儲かるのか」
という コンセプトで吉野家と壱番屋を比較しています。このように各章には、次に掲げた
企業の決算書(有価証券報告書)などを元に具体的に説明していますので、イメージが
しやすいです。
任天堂、スクエア・エニックス、吉野家、CoCo壱番屋、JR東日本、キャノン、
NOVA、アーバンコーポレーション、ヤフー、日本マクドナルド。
私が一番参考になったのが、第6章の「ROEが高い会社は良い会社か」です。
ROEの本当の意味「売上を増やすと全員の幸せ、ROEを高めると株主の幸せ」
元の会社でも1990年代の終わり頃から「ROE」を重視されてきました。なんだ、
そういう意味だったのか。やっと分かりました。
望月さん、本と刺激を有難うございます。