老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

アンサンブル・ヴォーチェ第7回演奏会

2009-11-23 05:34:35 | シリコンバレー
昨日の昼前に出発して、滋賀県大津にある「びわ湖ホール」で開かれた
「アンサンブル・ヴォーチェ第7回演奏会」に行きました。途中、JR京都駅で
京都に予定のあるカミさんとお茶して分かれました。

私に今まで全く縁のなかった宗教音楽にお誘いしていただいたのは、
NY京都倶楽部のYさんです。この「アンサンブル・ヴォーチェ」の
合唱団のテノールのパートを担当されています。

舞鶴からNY京都倶楽部へ

大きな会場には続々と人が集まっています。先ず目に入ったのは、
美しい湖を望むホワイエ。縁台のようなイスに座って湖を眺めていると
なぜか落ち着きます。

プログラムは、ヨハネ受難曲(BMV245)ヨハン・セバスチアン・バッハで、
第1部:イエスの細縛、ペドロの否認
第2部:ピラトの尋問、判決、はりつけ、イエスの死、埋葬
です。

初めて聴きましたが、観客はリズムに合わせて手拍子や体を揺することもなく
ジッと聴かれてます。更にビックリしたのは、合唱団、ソリストが正面を
見たまま動かないことです。休憩や演奏が終わるまでの間です。

渡された歌詞対訳を見ながら、そしてステージの左右にある字幕を付き合わせて
物語を追っていきました。厳かです。雑念が出てこないのが不思議です。

じかにカウンターテノールを聴きましたが、男性であのような高いそして
女性のような声が出る方が居られるのですね。聴き入ってしまいました。
2時間半があっという間に過ぎました。

2列目2番目のYさんが少し緊張気味ですが、楽しんでおられる様子が
見えました。Yさん、ありがとう。


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