老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

キャッシュフロー分析

2014-02-23 16:36:02 | 勉強
昨日の夜は、京都マイツール会の勉強会でOffice Dynac 秦さんのお話、
管理会計のワークフロー「キャッシュフロー分析」でした。受講者のために
USBやSDメモリに講義の内容や演習用のシートをエクセルに入れられて
持ってきて、各自持ってきたPCにインストールしてお勉強です。もちろん
演習シートの紙に電卓を叩いて記入する場面もあります。

前回の 2年半ぶりの京都マイツール会

キャッシュフローも含んだ昨年の秦さんの特別講義 マネジメント会計

35年以上前に開発されたMG(マネジメントゲーム)には座学の戦略会計
(STRAC)がセットされています。1期の取引が終わって決算となり
PLとBSを計算するのにマトリックス会計表を使っていますが、
関西シーガルクラブの島世話役代表は、A-MG(アントレプレナーMG
:起業タイプ)を開発した時に実務に使えないと決別しました。

資金を学ぶポイントに置いた「A-MG」から次は資産に置いた「BS-MG
(手形決済タイプ)」でPLとBSの関連性を追及しキャッシュフロー分析が
出来るシートを作り出しました。その後、投資の経済性ポイントに置いた
「E-MG」を用意しています。あくまでも実務に使えるということが重要
なのです。

関西シーガルクラブの合宿

実際のワークフローでは、前期と当期見込のBSから経過の未解決項目と
金額を出し未解決項目の発生と消滅の表(6つのグループ有)に入れ込む
作業をして、次にPLを転記して先ほどの6つのグループから数字を
注意しながら移すとC/S(キャッシュフロー計算書)が出来上がります。
すなわち期末に残る現金が分かります。

このように文章で書くと大変そうに見えますが、エクセルには式を入れて
ありますので、前期実績BSと当期見込BSそして今期見込PLの数字を
入れるだけで自動的にC/Sが出てきます。

今度は逆に來期末の欲しい現金利益の目標を立てて、C/Sを作り、PL目標を
入れますと來期末のBSが出てきます。現金利益を変化させますとPLの売上や
BSの数値が変化します。これでいろいろな戦略が経営数値入りで立てれます。
企業の存続は、これを月次でやれるかです。

時代が変わり、売上至上主義から利益重視主義に、そして今やキャッシュフロー経営
でなければならないようになりました。利益は見せかけでキャッシュフローが実像
です。

京都マイツールの皆さん、ありがとうございました。


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