老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

NABL BIG BAND JAZZ FESTIVAL

2007-06-25 10:27:38 | JAZZ
昨日、ハーバーランドへ「第27回西日本アマチュアビッグバンド連絡会
コンサート」を聴きに行きました。

11時半から開催されていたのですが、行ったのは午後でした。
昨日のブログにも書きましたが、昨日は朝が早かったので一眠りしたら
目が覚めたら午後になっていました。

NABLは、西日本各地で活動する社会人を中心とするビッグバンドの
親睦団体で、1981年に関西アマチュアビッグバンド連絡会として
初回コンサートをしたのが始まりで、1984年から西日本アマチュア
ビッグバンド連絡会となっています。

2年前まだ京都に住んでいるときに、船に乗るためにハーバーランド
に来て偶然に出会い、ホンちゃんを忘れかけて居座るとカミさんに
叱られました。

去年は、引越し1ヶ月目で、それどころではありませんでした。
今年はと意気込んだのですが、遅れてしまいました。でも
素晴らしい感動がありました。

最後のゲストの前の演奏、今年の幹事バンド「ティッツ(広島)」で
それは起こりました。会場の一番後ろで聴いていたので、司会者の
言っている意味が分かりません。

「子連れ、、」?その時会場がどよめきました。テナーサックスを
吹いている女性が横を向いたときそのときです。その女性が、
赤ちゃんを「おんぶ」しているのです。

これには私もビックリしました。1歳ぐらいの子供が背中にいるんです。
でもその子は寝ていました。このビッグバンドの真ん中のすごい音量
の中で、スヤスヤとお休みになっています。

アマチュアバンドだから出来るのでしょう。バンドメンバーの理解が
あって出来るのでしょう。しかし最大の協力者はこの赤ちゃんでしょう。

凄いのは、ジャズだから乗ってくるとスイングします。だから、かなり
揺さぶられるのですが、起きません。そして最後の演奏が終わると
不思議にも目が覚めるのです。

この赤ちゃんは、もし音楽の道を目指したら、きっと素晴らしい演奏家
、ジャズ演奏家になると思います。

勿論、お母さんの演奏は赤ちゃんの協力を得て素晴らしい演奏でした。
パートを担当するとき、立ち上がり前に出てきて演奏する表情は、
真剣ですが演奏できる嬉しさがにじみ出ています。
戻るときの「おんぶ姿」は、こみ上げるものがあります。

最近見かけなくなった「おんぶ」をこんな形で見るとは思いませんでした。


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