老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

関西文化学術研究都市クラブ(旧けいはんなOB会)総会と「奈良先端科学技術大学院大学」

2011-10-13 06:26:56 | 学研都市
昨日の午後は、京都府奈良県大阪府にまたがる京阪名丘陵にある関西文化学術研究都市
の関係者のOB会「関西文化学術研究都市クラブ」の総会に参加しました。総会の前の
今年の見学会は創立20周年を迎えた「奈良先端科学技術大学院大学」(NAIST)
でした。

昨年の けいはんな都市クラブ総会と北極星へのレーザービーム試射

もう20年にもなるのですね。私が関西文化学術研究都市推進機構に出向していた
25年ほど前は現地の奈良高山は、まだ山でした。中央官庁の方の視察のとき、
国道163号を線対称にした反対側に坂を上って住宅地の道路に車を止め、山を見せて
「あそこが高山地区です。先端科学技術大学院大学が出来ます」と夢のような話。

その奈良先端科学技術大学院大学は、今や日本の大学院のトップとなりました。
大学ランキングを見ますと、
・国立大学法人総合評価   1位
・「研究水準」「教育水準」 1位
・「ISI論文引用度指数」 1位
・科学研究費補助金採択件数と配分額(教員一人当たり) 1位

iPS細胞で有名な山中教授も先日の20周年記念講演で、「ポスドクの後
奈良先端大学で研究した5年間がなければ、iPS細胞は発見できなかった」と
話されています。

学部生がいないので学内は静かですが、見学しました情報科学研究科、
バイオサイエンス研究科、物質創成科学研究科の研究室に入るとピリッと
感じるものがありました。

Twitterでつぶやいていますと、元の会社の駐在時代の仲間から「娘が行っている」
とのコメントがあり、アメリカの大学を卒業して入学をしたことを知りました。
シリコンバレーのサンノゼでBBQを一緒に楽しんだ子供がと感無量。


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