昨日から学校が夏休みに入りました。夏休みと言えば思い出しました。
10数年前、会社の夏休みに入る前の今頃、ボスが近づいてきて
「夏休みまでに、新規事業の中計作れ」と宣いました。
元の会社では、10年単位の「長期計画」、3年単位の「中期計画」
そして、1年の「短期計画」がありました。
中計(中期計画)が導入されたのは、30数年前にMキンゼーのOさんが
やってきて、今までの5年計画と単年予算のドンブリ勘定から
大改革されたときからです。
丁度その年が中計の最終年度で、と言うことは新しい中計の策定の
年度でもありました。
短計(短期計画)の策定が12月から1月に掛けてですので(当時は)
中計はそれまでに決定しておく必要があります。事業本部の規模にも
よりますが、我が事業本部は9月中にオーソライズしていました。
そこから事業部、部、課とブレークダウンしていきますと、私のいた
「起業開発室」は夏休み前になったのです。
スタッフ時代は、この中計と短計の策定と管理を経験していましたので
事情はよく知っていたのですが、少しラインに近づいたから、
今回はパスかなと思っていた矢先でした。
夏休みを休みたいという一心で、2週間ほどで仕上げました。
長期計画の折り返し点を過ぎた所で、基盤の整備、体制が出来上がり
「さあこれから拡大だ」の新規事業計画です。
1年目:米国へ行ってサービスの新規事業を探す
2年目:日本に持ち帰って「日本化」する
3年目:起業化する
丁度シリコンバレーに全社的なリサーチの拠点が出来ることもあり、
それに乗っかった形です。他の部門は1人が5年間駐在ですが、当方は
短期勝負で5人が1年間です。
こんなストリーでボスに出しました。多少修正がありましたがOKです。
ホッとして起業開発に勤しんでいますと、12月にボスが又近づいてきて
「新規事業の、あの中計の1年目を作れ」と宣いました。
又せっせと短計の「実行計画」と「経費予算」を作りました。
1月末にOKとなり、ボスに尋ねました。
「ところで、誰が行くのですか?」
「お前や」
「え、私、英語が出来ないのですが」
「出来るやつをつける、行け」
それからが大変でした。続きは次回に。
10数年前、会社の夏休みに入る前の今頃、ボスが近づいてきて
「夏休みまでに、新規事業の中計作れ」と宣いました。
元の会社では、10年単位の「長期計画」、3年単位の「中期計画」
そして、1年の「短期計画」がありました。
中計(中期計画)が導入されたのは、30数年前にMキンゼーのOさんが
やってきて、今までの5年計画と単年予算のドンブリ勘定から
大改革されたときからです。
丁度その年が中計の最終年度で、と言うことは新しい中計の策定の
年度でもありました。
短計(短期計画)の策定が12月から1月に掛けてですので(当時は)
中計はそれまでに決定しておく必要があります。事業本部の規模にも
よりますが、我が事業本部は9月中にオーソライズしていました。
そこから事業部、部、課とブレークダウンしていきますと、私のいた
「起業開発室」は夏休み前になったのです。
スタッフ時代は、この中計と短計の策定と管理を経験していましたので
事情はよく知っていたのですが、少しラインに近づいたから、
今回はパスかなと思っていた矢先でした。
夏休みを休みたいという一心で、2週間ほどで仕上げました。
長期計画の折り返し点を過ぎた所で、基盤の整備、体制が出来上がり
「さあこれから拡大だ」の新規事業計画です。
1年目:米国へ行ってサービスの新規事業を探す
2年目:日本に持ち帰って「日本化」する
3年目:起業化する
丁度シリコンバレーに全社的なリサーチの拠点が出来ることもあり、
それに乗っかった形です。他の部門は1人が5年間駐在ですが、当方は
短期勝負で5人が1年間です。
こんなストリーでボスに出しました。多少修正がありましたがOKです。
ホッとして起業開発に勤しんでいますと、12月にボスが又近づいてきて
「新規事業の、あの中計の1年目を作れ」と宣いました。
又せっせと短計の「実行計画」と「経費予算」を作りました。
1月末にOKとなり、ボスに尋ねました。
「ところで、誰が行くのですか?」
「お前や」
「え、私、英語が出来ないのですが」
「出来るやつをつける、行け」
それからが大変でした。続きは次回に。