老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

広報の仕事

2009-11-12 05:35:25 | 大阪府大
卒業生ネットワークの仕事以外に、今年の4月から大阪府立大学の広報戦略
の仕事もしています。本屋に行っても意識的に広報の関連書籍を見るように
していますし、人にも会うようにしています。書類箱から元の会社時代に
頂いた冊子「オムロン版・マーフィーの法則」を見つけ出しました。

昨日の余震

マーフィーの法則:先達の経験から生じた数々のユーモラスでしかも
         哀愁に富む経験則をまとめたものである。

「マーフィーの法則」の本が出された1993年の翌春、元の会社の
立石社長(当時)が月例で話題にされて、社内報でオムロン版の
マーフィーの法則を募集したところ700点以上の応募がありました。

そして、凄いのはそれを冊子にして全社員に配ったことです。事事さように
非常にユニークな会社でした。

賞を取った作品は、(原文通り)
「最優秀賞」
 <組織編>
  組織の壁は近いほど高い。
「優秀賞」
 <事務のOA化編>
  電話で結論を出しておきながら、その後ワープロ文を作成し、FAX
   を打って更に到着の確認のTELをする。「OA化フルコースの法則」
 <スタッフ編>
  すべての納期遅れは、会議で離席しがちな上司の認可印待ちから
   作り出されている。        「職務権限絶対の法則」
 <営業編>
  価格交渉は上位職が関与するほど安売りの結果となる。
                「付き合い第1の法則」
 <一般編>
  急ぎの仕事は忙しそうにしている人に依頼するほど早く出来あがる。
              「緊急処理依頼ノウハウの法則」
 <設備・商品編>
  取扱説明書の量が多いほど取り扱いが難しい。

少し時が経って古く感じるものもありますが、なかなか的を得ているでしょう。
立石社長(当時)の巻頭の言葉を一部引用します。

通常なら余り気にも留めない日常業務の一つひとつに、見方や切り口を
変えてみると、実に多くの「マーフィーの法則」があります。

「マーフィーの法則」の活用法としては、私達の日常生活の気づかない出来事
に対して、正しい示唆を「教訓」として与えてくれるので、業務のチェックポイント
として大いに活用できます。また、「好ましくない教訓だが日々の常となって
いるような法則」には「常に疑う価値あり」ととらえて、勇気を持って
それらの慣習や秩序を破壊し、自ら正しい方向へ積極的に導くことが大切です。

日常、常識と思い込んでいることを、もう一度見直すキッカケになる
「常に疑う価値あり」にチャレンジしてみたいと思いました。

広報はこんな仕事もしてたんですね。ありがとう。


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