Sea Loves You 石川秀美

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★★★Since 31/01/2005 ★★★

BITCH

2006-05-22 23:39:44 | 28.PRECIOUS

イントロからアゲアゲ度満開で突き進むこの曲。
リズムも早く、打ち込みサウンドと、石川秀美の艶のある歌声と、ハギレの良い歌声がバランスよい。
間奏のE・ギターからの展開がさらに、ゾクゾクするような楽しみ感がある。
コーラスのメロディとゴロがなんだか、面白いところである。

けど、全体的にメロディアスでなく、アルバム曲ならではという感もある。
作詞は29thシングル:C/W:RISKY TIMINGと同一作詞家の小林まさみ。

石川秀美との共演はこの2作だけなのだが、
前述のC/Wの作品はまったくもって、詞が悪いのか?曲が悪いのか?というくらい駄曲なのだが、この曲ではそうでもなく、平均以上の出来栄えの楽曲である。
ちょい悪女的な一面も、Cool&Beautyな石川秀美像であるから、こういう「遊び」の部分がある世界観はカッコイイ。
まさに秀美姐さん!wなんて、そんな感じであるのだが・・・いかに。

また、すっかりセクシー系歌手として確立していたタイトルであり、歌唱法である。
色っぽい女の代表となっているイメージ像から、ストレートに表した曲であるんだけど、実像の石川秀美はそうでもなかったりw
番組とかでトークをしているシーンなどを見ていると、おおらかでボーっとしがちなw石川秀美さんで、ブラウン管からは歌のイメージのグッとくる迫力ではなく、やはり爽やかで健康的な石川秀美さんである事に安心したものだった。

この艶やかな大人の女像と爽快健康的女性像の2面をもつ稀有な存在だったと思われる。

当時はグラビア界においても、健康美を魅せる形で雑誌に登場していた。
何かのコメントにも「アイドルの微笑みとは違う、大人の女性の微笑み」などと書かれたものを読んだことがある。

また、セクシー系アイドルが台等してきた時代にも入っていて、杉本彩・田中美奈子・千道あきほなど歌っていたものだった。
そこはまた、歌手暦のキャリアにおいての違いがあるものがあり、歌番組でミニライブを披露している石川秀美は歌唱法だけでなく、
衣装もSEXY、そして歌唱力も安定した巧さがあった。
石川秀美のアーティスティックなノリのいいライブは見た事がない人でも、想像できると思う。
抜群の運動神経にノリの楽曲、迫力のある歌声、ライブで魅せる一挙一動の表現力など素晴らしいものであった。

後期のライブに俺は3度ほど行った事があるけど、シングルじゃなくても会場をノセル事ができた石川秀美の歌手力が好きだった。
そのせいか、石川秀美BOX~Complete Single Collectionにも書かれていたけど、ラストライブは即座にSold Outっていうのも頷けたのである。
ちなみにこのラストライブは公演地が東京だった為、行けなかったのだけど今でも、とても後悔している。


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