バラデロにて

再びキューバへ

20日。船を上架して船艇チェックを済ませたかったが、風が強く延期。
我らは船の修理をお願いしてから、ハバナへ飛ぶ。
今回の2人には初キューバなので、訪ねたい名所等がいっぱい！
市街巡りが済んだら、観光地バラデロへ一緒に向かう。

ヨット生活

20日までハーバー内に浮かぶヨットで寝泊まりとなる。物価高な島でもあるし、不足がちの野菜・果物の補給もあって、スーパーで買い物をして自炊を中心としている。幸い4人のメンバーは皆さん料理が得意であるのもラッキー。また3人はひたすら商社員で南米赴任が長かったのでラテン気質なのも馬が合う要因かもしれない。

散歩、レンタカーで島内巡り、ボクはスケッチ、たまに釣り、シエスタ、とノンビリと過ごしている。
ひねもす東の風が吹いている(貿易風）その潮風に包まれて幸せなり。
地獄という名の村がある。

決断

残念ながら今回の我らがセイリングはこケイマン島で中止することとした。
エンジン修理をするには多忙な12月でもあり、作業員の不足、船を上架して(陸に揚げる）の作業、パーツの注文から届くのに要する日数、等を検討したら、このままキューバを目指しての緊急なる出港は不可能となった。
まことに残念ながら、この際は完璧なる修理を依頼して来年2月に相棒(キャプテン）が仲間2人と来島して、キューバ経由でバハマ諸島にセイリングする計画だ。

あと6日ほどこのハーバーでノンビリと過ごし、その後飛行機でキューバへ向かうことにした。

エンジン・トラブル

さて困った。
エンジン・チェックの結果、トランスミッションの交換とのこと。いくらヨットはかぜで走るとは言え、エンジン無しでは大海には出れない。
部品の調達、修理をと我らは焦るが、Xmasの休暇を前に作業所は多忙であり、急がせるのは絶望的.
もう一度交渉してみよう。