停年後の生活を楽しみましょう。

常識を脱して、新しい目で停年後の生活を考えましょう。定年後は自分のために楽しむ時間です。

トルファン観光「ベゼクリク千仏洞」

2015年07月29日 | 旅行・ダイビング・趣味
 「ベゼクリク千仏洞」もオアシスに作られた、綺麗な壁画で有名な洞窟群なのですが、ヨーロッパの探検家に殆どの壁画が剥がし盗られ、その時は既に半分廃墟のようになっていました。

 しかし、渓流が流れるオアシスの谷間の上に作られた「ベゼクリク千仏洞」の全景は印象的な光景でした。



トルファン観光「火炎山」の向こう側は砂漠

2015年07月28日 | 旅行・ダイビング・趣味
 シルクロード観光の1つの目玉は、西遊記の舞台「火炎山」ですね。トルファンに向かう途中に見えた赤い山、実物を見たことの無い私が遠くに見えた赤い山を指して「火炎山」と言った位ですから、火炎山はとても印象的な山です。

 近くで見るとそんなに赤くは無いのですが、山肌は炎のような模様でした。


火炎山の反対側になると思うのですが、実際は裏なのかもっと遠くなのか判りません。「ベゼクリク千仏洞」の見学に行った目の前には、これぞ砂漠という感じの一面の砂砂漠が広がっていました。


実際にはこの砂漠の手前に「西遊記の登場人物のフィギヤ」が有ったのですが、夢がぶちこわされそうだったので無視しました。


トルファン観光「蘇公塔」ロバ車の代金ふっかけられ。

2015年07月27日 | 旅行・ダイビング・趣味
 トルファンに着いてホテルで1休憩してから、街の散策に出ました。何せこの辺りの日の入りは11時過ぎですからまだまだ明るいので、とてもホテルでのんびりという雰囲気ではありません。

 私を含め5人の人が一所に散策に出たら、ロバ車が来て「蘇公塔」に行きませんか?と言言ってきました。ツアーでの観光ルートには入っていなかったので、御者と交渉し1人50元(約1250円)で交渉成立。ロバ車に乗って「蘇公塔」行く事にしました。

 崩れかけた所もあるので、中には入れませんでしたが、古いイスラム教の礼拝所です。

写真で見るとかなり綺麗で危険な感じは無いのですが、何せ日干し煉瓦と土で作った建物ですから、危険と言われれば入らない方が賢明です。

蘇公塔まではロバ車で20分位でホテルに帰って来るまで約1時間ほどの自由観光でした。


 ホテルに帰ってきて、ロバ車を下りると御者が1人100元くれと言いました。1人50元だろう。と言うと30分で50元で1時間かかったから100元という理屈らしい。勿論最初の交渉では時間の事は話していない。

 すったもんだの末1人60元を渡すことにした。少し中国語が出来て良かった。後でふっかけてくるのも中国人特有のようで、これは現在でも変わらないようだ。

 5人分300元を払ったら、今度はたばこをくれという。中国人がたばこをねだるのは通常のことで、たばこはチョツトした賄賂によく使われます。でもこの御者少しずるいのでたばこは上げなかった。

 少し高くなるのは私達の金銭感覚では構わないのですが、私達の金銭感覚で現地の人と接すると、一部の人だけが金持ちになってしまいます。ですからふっかけに応じないのも現地人の為でもあるのです。

 当時の中国人の平均月収は4~5000円位です。御者の言う通り1人100元5人で500元を払うと言う事は、彼の1時間の収入が1万円超になってしまいます。これは現地の人にとっても良くないことです。


天山山脈を越えてトルファンへ

2015年07月26日 | 旅行・ダイビング・趣味
 昼からはバスで「天山山脈」越えで「トルファン」に向かいます。天山山脈越えと言っても天山山脈の東の方の山脈が低くなった所を進みました。

 雪を頂いた天山山脈は綺麗でした。


万年雪を頂いた天山山脈ですが、この雪が山脈の南側に済む人々の生活用水になっています。トルファンでも「カレーズ」と言う地下水道が砂漠の下を通っていて、雪解け水がトルファンまで流れてくるようになってます。

 面白いのは、この辺りでは「雨が降ると水不足になり、晴天が続くと水が豊かになります」面白いでしょう。これが「トルファン」での常識です。理由は晴天になれば天山山脈の雪が沢山溶けてトルファンに水が沢山流れてくるが、雨が降ると雪が溶けなくて水不足になる。と言う事でした。

 ウルムチからトルファンに向かう途中でとても楽しい事がありました。それは少年の夢でも有った「西遊記の火炎山」です。走っているバスの前方に赤い山が見えてきました。私は始めて訪れた所で「火炎山」等実物は見た事が無かったのですが、思わず「あっ!火炎山だ」と口走ってしまいました。その時ガイドが「そうですよ、あれが火炎山です」と教えてくれました。その時の写真は無かったので、私がその時の感動を絵に描いてみました。

お恥ずかしい絵で申し訳ありません。何せ絵は小学校では何時も下から5本の指に入る腕前でした。


ウルムチ市内観光・バザールの紹介。

2015年07月25日 | 旅行・ダイビング・趣味
 シルクロードの旅は西安からでは無く、ウルムチから西安に向かう日程でした。それではウルムチの紹介です。日暮れは11時過ぎ朝は9時頃というのは前回紹介しました。

 シルクロードの特徴ではありませんが、シルクロードの国々の特徴として「バザール」が有ります。バザールは庶民の暮らしが見られるとても活気のある場所です。何でも売っています。何でも食べられます。

 バザールでの「シシカバフー」の紹介です。

 その頃中国ではまだ冷蔵庫が普及していませんでした。その為に矩形の食べ物は腐敗から守る為に「生きたままで流通させる」これが基本でした。

 何処に行っても生きたままの山羊や羊が取引されていて、食べる前に肉に加工する。これが基本で、バザールでは解体された肉が沢山売られています。

 食べる前に解体すると言う事は、肉は何時もとても新鮮なものが食べられると言う事です。バザールでは羊の串焼き(シシカバブー)の焼きたてが売られていました。

 今回ツアーで一緒になった若い人と一所に、露天で焼きたての「シシカバフー」を食べました。彼曰くお金は払いますと言いましたが、貴方の食べたのは全部で25円位ですから私のおごりで良いです。

 「シシカバブー」は5串で1元(約25円)でした。現地の人に交じって露天で食べる「シシカバブー」はとても美味しかったです。何せ超新鮮ですから。日本で食べる羊肉とは全くの別物です。(北海道の羊肉は新鮮だから美味しいでしょうね。)

 現地人が入り交じって居る所での美味しいシシカバブーの食事中です。皆さんにもお裾分けしたい気持ちです。


当時の中国はまだ発展途上国で、農薬などの使い過ぎやホルモン剤の使い過ぎ等は多分無いでしょう。恐らくそんなものを買うお金も無かったでしょう。

 揚げ物では「下水油」も使っていないでしよう。今よりは遥かに安心して食べられる状況でした。