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<果菜類②・・・ナス>

2012-01-01 21:45:18 | インポート

Mizunasunasu

品目 ナス
品種名 水ナス
自家採取暦 2007年より

サユールイトシロでは5品種のナスを栽培しておりますが、全て固定種を採用しています。ナスは全国にそれぞれの特色を持った在来固定種があります。

この水ナスは越前水茄子とよばれるナスで、文字通り当地からすぐ近くの福井県が産地のナスです。そういったことも理由にあるのかはわかりませんが、とても当地の気候風土にもあうようで、おいしいナスを沢山付けてくれます。

比較的大柄にしてから収穫するので、最初は大きくなりすぎで大味になったり、硬くなったりを心配されることがありますがそのようなことはありません。

新鮮な水茄子を生でかじると本当にりんごの様な甘みがあります。

Junpakunasu

品目 ナス
品種名 純白ナス
自家採取暦 2006年より
サユールイトシロでは5品種のナスを栽培しておりますが、全て固定種を採用しています。ナスは全国にそれぞれの特色を持った在来固定種があります。

純白ナスは、象牙のような白い表皮がとても美しいのですが、気候が寒くなる秋に入ると段々茶色の傷などが出やすくなります。皮は硬くないですし、実のほうもあまり煮崩れせずしっかりとしています。

ナスの品種は世界中に様々な色や形のものがあります。この純白系のナスは西ヨーロッパのフランスやイタリアなどでは見られるようです。焼きナスにすると白ナス系特有の果肉がトロッっとしおいしいです。

Marunasunasu

品目 ナス
品種名 丸ナス
自家採取暦 2007年より
サユールイトシロでは5品種のナスを栽培しておりますが、全て固定種を採用しています。ナスは全国にそれぞれの特色を持った在来固定種があります。

この丸ナスの元の品種名は『加茂大芹川丸茄子』という、いわゆる京野菜の加茂茄子です。果実は一般のナスと比べかなりしまっています。一般的なのは田楽やシギ焼きといった料理法だが、バター焼きなどもおいしいという評価もあります。

またその形状を生かして詰め物などをするのもいいようです。

Chunaganasu

品目 ナス
品種名 中長ナス
自家採取暦 2007年より
サユールイトシロでは5品種のナスを栽培しておりますが、全て固定種を採用しています。ナスは全国にそれぞれの特色を持った在来固定種があります。

この中長ナスの品種名は『立石中長茄子』といい、福井県で育種された品種です。長らく一般市場でもっとも一般的なナスの交配品種である『千両2号』の片親ではないかと言われています(参照;野口種苗ホームページより)。

当農園の5種類のナスの中で、今で言う一般的なナスにあたるのがこの中長ナスになります。収量が若干少ないのが気になりますが味のよさが捨て切れません。

品目 ナス
品種名 千両二号
購買種子 タキイ種苗

長らくナスは固定種=自家採種品種しか栽培しておりませんでしたが、2011年に初めてF1品種のナスを栽培してみました。

結論としては、やはり、といってよいのか非常に安定し、収獲量も固定種のナス比べ3割ほど多く取れました。

経営安定のためもあり、今後はこのF1ナスも取りいれながらの作付にする予定です。品種は今のところF1ナスの代表的な品種である「千両二号」の予定です。


<果菜類①・・・トマト、ミニトマト、イタリアントマトなど>

2012-01-01 21:37:19 | インポート
Zuieitomato
品目 トマト
品種名 瑞栄
自家採取暦 2006年より
昨年、一昨年と病気の害が酷くなってきたので今年(2009年度)は作付け量を半分にします。空いたハウスは土壌調整のため枝豆などをまいてみる予定です。

もともとはF1種のトマト2006年からを自家採取してます。昨年までは採取用にと全体の作付け量の10%ほどしか作付けはせず、残りの90%はF1購入種でした。

今年は作付け量自体を減らすことにしたので、F1種の購入はせずに全量自家採取種に切り替えました。

 

Aiko

品目 ミニトマト
品種名 アイコ
購買種子 サカタのたね

2011年はハウス3棟分のアイコが収穫を前にして全て枯れてしまうという事態になりました。

症状としては所謂”連作障害”ということになると思います。2012年も、もう一度作付してみますが、今回は以前の作付から3年経過したハウスでやってみます。

最初の2年ほどは複数の品種を栽培しましたが、現在はこのアイコのみです。但し今年は自家採取種のオレンジ・ミニを若干数だけ栽培します。

当農園のハウスのある圃場(OZ2)は比較的水気が多いため、トマト類には一切潅水をしません。生育にはほとんど影響はないように見られますが、味覚には影響が出るようで味の濃い、しかし無肥料ならではのサッパリ感もあるトマトになってくれます。

以前は自家種も取りながらいましたが、なかなかうまく固定はしませんでした。

   

       
品目 ミニトマト
品種名 キャロル
自家採種歴 2007年より

もとの品種はサカタのたねの「オレンジキャロル」というオレンジ色のミニトマトです。

もともとはひこばえのミニトマトから取り出したもので、昨年は見事3色に分かれました。

しかしこれはこれで面白く、色どりの良いミニトマトになるなぁ、と思いこのまま作付を増やして栽培することにしました。一応赤、黄色、オレンジの3色の実からとった種を同じ割合で植えますが、最終的にどの色が採れるかはわかりません。でもきっとキャンディーの詰め合わせのようなきれいなミニトマトがお届けできると思いますよ!

ことの顛末は以下のブログ記事にもまとめてあります。興味のある方は是非どうぞ・・・『自家採種・・・ミニトマト七変化』



Romaitatoma

品目 イタリアントマト
品種名 ローマ
自家採取暦 2005年より
本来イタリアントマトという品目区分けはおかしいのかもしれませんが、調理用トマトというのも今ひとつはっきりしないので便宜上使わせてもらいます。

このトマトは初年度の2005年から栽培しており、もとより固定種であったのでそのまま自家採取を続けながら付き合い続けています。

やはり生食には向かない品種ではあります(それでも生ならこれのほうが(酸味が少ないので)良い、という意見もいただきます・・・)が、スープや煮込みなどの加熱調理では抜群の相性を発揮します。

通常、調理用や加工用のトマトは露地/地這栽培が基本ですが、当地は露地で栽培するには雨が多く、また非常に水っぽいトマトになってしまうので、現在は通常のトマト栽培同様のやり方でビニールハウスで栽培しています。

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