要約できない人生のあれこれ

気ままに日々のこと
いきづらさを抱えて。なんでもない日常のこと。ごみ捨て場。届かない。

瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」

2016-12-08 23:22:42 | 読んだ本の感想文






昨日、星野源の本二冊と一緒に買った、一冊。

映画化されるらしく、文庫本コーナーの目立つところにおいてあった


瀬尾まいこさんの作品がすきだったので、手に取った。





家族が亡くなったことによって、ひとが死ぬ本ばかり読んでいる男の子

それから、清々しい女の子が出てくる物語。





読んだけど、すきな作家さんの本だけれど、

なんだかしっくりこなかった

きっと、この本は希望の一種なんだと思う

どんなに悲しみに暮れても明日はやってくる

明日、

生きる、

食べる、

書かれていたのは、きっと、そういうこと、かな

明日へのまたね。

いろんな種類のふりかけがあれば生きることが楽しみになる。






正直言うとあんまり共感しなかった



瀬尾まいこさんの本でいちばんすきなのは、幸福な食卓

という物語だけど





この本は方向性が少し違う。




昨日読んだ星野源の「生活はつづく」に書いてあった

いくらすきなひとの作品であっても、

ぜんぶがぜんぶすきなはずはない

そうでなくていい、と。




ああ、これもそんなことなのかな、そう思う。










ここには、印象に残った本だけ書き記しておこうと思った

でも、せっかくだから読んだ本のことは

どんな感想であれ書いていきたいなと思う。










主人公の男の子は、後ろ向きなようですごくポジティブで、

女の子は瀬尾まい子さんの作品によく出てくるような

聡明で明快なタイプの女の子だった

鯖がきらいらしい、あと鶏肉、マヨネーズ、などなど。





男の子はきらいな食べ物がないらしい

ごはんにマヨネーズ以外は、とのこと。