ガスマンブログ 幸手都市ガス㈱スタッフのブログ

幸手都市ガス㈱は埼玉県幸手市と杉戸町の一部、鷲宮町の一部にガスを供給する会社です。ガスマン達の日々をご紹介します。

竹とんぼおじさん IN ぱれっとみやしろ

2012年08月19日 | ビジネス
8月18日‘’バトミントンを通じて関東の子供たちと被災地の子供たちの交流を図ろう‘’という試みに賛同した竹とんぼおじさん
「ぱれっとみやしろ」という体育館にやって来ました



明日行われる千葉・草加・宮代・石巻のバトンミトンクラブチーム交流試合に参加するため、
石巻市から「石巻クラブジュニア」のメンバーがここにやってくるからです

この交流試合は石巻市出身で宮代のバトミントンクラブ「シャトルキッズ」の指導をしていらっしゃる八重樫様と「石巻クラブジュニア」の子供たちとの「約束」から実現しました

東日本大震災で石巻市は甚大な被害を受けました。
故郷の惨状にとても心を痛め、被災直後から毎週ボランティアに通った八重樫様でしたが、ボランティア活動を通じて知り合った「石巻クラブジュニア」の子供たちと交わした「いつか、また会おうね」という「約束」を守るため今回の交流試合を計画されたそうです。

早朝、石巻市を出発して「ぱれっとみやしろ」に到着した「石巻クラブジュニア」のメンバーは明日の試合に備えて「シャトルキッズ」のメンバーと合同練習をする予定になっています。
それに先立って、まず竹とんぼで遊んでリラックスしてもらおう、という竹とんぼおじさんの計らいです。

「石巻を想う会」様によるかき氷のサービスもあり、最初は少し緊張気味の子供たちでしたが、すぐにみんな笑顔です。


おじさんは今日のために“頑張れ石巻の子供達”とロゴの入った特製竹コプターを用意してきました。
「つらい出来事に負けるな!!」というおじさんの強い思いがこもっています。



飛ばし方のコツをおじさんから伝授してもらって・・・・・イザ





もちろん かき氷も大人気



一生懸命、時間を忘れて竹とんぼを飛ばす子供達はとても楽しそう
「そろそろ練習開始しまぁす 体育館に入ってくださぁい」というコーチの声に、何となく名残惜しそうな子供達の様子を察した竹とんぼおじさん、「八重樫さんに預けておくから、帰りに持って帰ってね」と言えば、子供達は大喜び

後程聞いた話では、宿舎となった加須市「元気プラザ」で夕食後のひと時、竹とんぼを皆で飛ばして大変な盛り上がりだったとか

竹とんぼおじさんの熱く、優しい気持ちは子供達にもしっかり伝わっています

合同練習の様子はこちらから  宮代町ホームページへ

幸手都市ガス株式会社

被災地から

2012年08月04日 | ビジネス
みなさん、こんにちは

幸手都市ガス株式会社では7月下旬より社員が交代で被災地へ赴き、ボランティア活動をおこなってまいりましたが、8月3日をもって、全員、怪我もなく予定通りの活動を終了いたしました。

《活動の様子》
★宮城県石巻市ボランティアチーム
一般住宅にて側溝などの泥出し・瓦礫撤去作業
 

★宮城県七ヶ浜町ボランティアチーム
筆者の参加したチームです。
津波をかぶった田んぼの瓦礫撤去作業


震災前は豊かな実りをもたらしてくれた肥沃な大地が無残にも瓦礫と塩にまみれた赤茶色の土地に変わってしまいました。

流入した大きな瓦礫はすでに重機で撤去されていますが、機械では取りきれない小さい瓦礫を手作業で拾い集める作業です。

自転車のタイヤ、什器、壁紙、便器、ガラス片、トタン板・・3.11まではどなたかの生活の一部であったそれらの「生活の欠片」。
使っていらした方達は今どうされているだろうか、と思うと胸が痛みます。
瓦礫を撤去してもその後、塩分の除去にどれくらいの時間が掛かるのでしょうか。
元通りの豊かな仙台平野に戻る日が来るのかと心配になります。

 

震災から1年半近くがたとうとしています。
被災地では今なお地震津波の爪あとをたくさん目にします。
復興への道筋は容易な事ではないと感じます。



今回のボランティア活動では社員全員が多少なりとも被災地のお役に立てたのではないかと自負するとともに、被災地を直に見て、その空気の中に身を置いたことは大変有意義であったと考えています。
これからも幸手都市ガスは被災地の皆様に心を寄せ、ともに歩んで参ります。

幸手都市ガス株式会社