日記帳

北海道昆虫大好き!の日記帳
管理人 SENNSE

5月終わり

2005年05月31日 19時00分53秒 | Weblog
今日で5月も終わりです。
私の感覚では6月になったら道東は初夏です。
たくさんの種類の蝶も出てくるし、クワガタも6月に採れだします。
今年は寒いし天候もイマイチなのでどんな初夏になるか不安ですが、
やっぱり6月は楽しみな月です。

昨日は頭痛であまり日記を書けませんでしたが、昨日確認した蝶は、
キアゲハ、エゾスジグロシロチョウ、オオモンシロチョウ、モンシロチョウ、エゾヒメシロチョウ、ルリシジミ、アカマダラ、クジャクチョウ、ミヤマセセリでした。

モンキチョウやベニシジミなんかも見れるんじゃないかなぁと思ったのですが、ダメでした。
他のところでは確認しているので意外でした。
いつも調査している場所は一見自然が豊かのように見えるのですが、案外そうでもなく、
森も深くないし、人工的な草原や畑の多い場所なので、蝶もあまり多いとは思えません。

その地域がこの先宅地化される予定なので、どのように生態系が移り変わっていくのか、
少し心配です。

久しぶりの晴れ

2005年05月30日 19時59分09秒 | Weblog
月曜日、5週間以上雨が続きましたが今日は午後から晴れました。
やめるよていだった環境調査を続行することにし、午後から外に出ました。
9種の蝶の確認が出来ました。
みんな楽しそうに環境調査をしてくれたので嬉しかったです。
私もはりきりましたが、帽子を忘れ、直射日光をもろに浴び続けたせいで、頭痛がびどいです。
帽子をわすれちゃいけません。
なので、今日の日記はこのくらいにしておきます。

F1ヨーロッパグランプリ

2005年05月29日 18時22分44秒 | Weblog
今夜F1ヨーロッパグランプリ(ドイツ、ニュルブルクリンクサーキット)が決勝を迎えます。
これまで2戦出場停止だったBAR hondaが復活し、期待していたのですが、佐藤琢磨は予選16位と、下にはジョーダンとミナルディしかいないという最悪の状況です。
今回から予選が土曜日の1回限りとなり、しかも、予選のスタート順が1番手だったということもあり、仕方ないかもしれません。

昨年ここでは3位を走る琢磨が1コーナーで2位を走っていたフェラーリのバリチェロに襲い掛かりクラッシュしてフロントウイングを壊し、その後エンジンブローでリタイヤしてしまったというサーキット。その時琢磨は予選2位だったのですが、1年たてば状況がかなり変わるものです。

今回、琢磨には完走を期待しています。5週間まわしていなかったエンジンをそのまま使わなければならないということ、予選が下位だということ、久しぶりのレースと言うこと。そういうことを考えれば、本当の復帰レースは次のカナダになると思います。

昨年のカナダでは、予選の途中まで1位でした。しかし、最終コーナーでスピンして結局17位だったかな?でも、スピンしなければかなり速かったと思われます。
それに次のカナダからは新しいエンジンも使えます。
今回のヨーロッパグランプリを、10位くらいでもいいから完走して、次のカナダグランプリの予選出走順を中盤から後半にして、本来の走りで予選を行うことが大事だと思います。

それにしても、予選時の路面状況って、最初に走るのと後に走るのでは随分違うのに驚きました。
今回はフリー走行の4回目から予選までは2時間くらいだったと思うのですが、その間にコース上は相当のホコリが舞い降りて滑りやすくなったようです。そんなにたくさんホコリがかぶって、それがタイムに凄い影響を及ぼすなんて、普段、普通に車に乗っている私達には理解できませんが、限界で走っているF1とっては重要な問題なんですね。

マシン自体の調子は良いそうですから、琢磨のゴボウ抜きにも期待してるんですが。

暇な土曜日

2005年05月28日 19時05分08秒 | Weblog
順調に天気が良く、気温が上がっている春なら、今頃はミヤマカラスアゲハなどの春型の蝶が羽化をはじめ、帯広近郊も本格的な蝶シーズンに突入するはずですが、この春は天気が悪く気温も低いため、蝶の発生が遅れています。
今日はせっかくの土曜日、ここ数週間はいろいろな事があり、山にいけませんでしたので、山で蝶たちに出会うのを凄く楽しみにしていました。

しかし、今日の天気は完全な曇り。雨もパラパラ降り出し気温も低くて、とても山に行くような状況じゃなかったです。
妻は休日返上で朝から仕事に行ってしまうし、私はなすすべがなくずーっと家にいました。
昨夜、夜中の3時から生放送でやっていたK1パリ大会をハードディスクに録画していたのでそれを見て、部屋の中をくまなく掃除機をかけ(ホコリだらけだった・・)夕方からはF1のフリー走行を見て・・。あと昼寝。
なんかもったいない一日でした。
家に仕事をもってきてやるという手もありましたが、そんな気持ちにもなれず、ダラダラと過してしまいましたが、休日なんだからダラダラしたっていいじゃん!と諦めてダラダラしてました。

これから寝るまではF1の予選を見たり、妻がお風呂に行こうというのでお風呂に行ったり、最近PS2のグランツーリスモ4で日産のフェアレディーZに乗って鈴鹿サーキットを何秒で走れるかに凝っているのでゲームしたりして過すと思いますが、明日天候が良かったら絶対に山に行きます。
でもテレビ局のよって予報は晴れだったり曇りだったり。
とりあえずデジカメだけは充電しておきます。

写真は昨日の続きの妻の職場の子豚。鼻でチューしてるところ。

4匹の子豚

2005年05月27日 20時20分21秒 | Weblog
今日はネタが無いので妻に日記を書いてもらいます。

職場にいる生後1ヶ月の子ブーたち。
豚舎のドアをガラガラっと開けると奥で「ブヒブヒッ(だれ?)」という感じでざわめき、近づくと「ブヒッー!(逃げろ~!)」と一斉に隅に逃げ、カメラを向けるとデジカメの紐の興味を持ち「ブヒッ?(何?なに?)」と小走りに近づいてきます。ちょこまかと動くので、なかなか写させてもらえず、可愛い4頭のおしりを撮ってきました。

生後5日にも写真を撮って夫に見せたのですが、「肉になると思うと涙が出る」と言っています。でも、あと4ヶ月ほどで見事なお肉になって夫のお腹に入るのに…。
先日も職場で産まれた豚肉で作った焼き豚を喜んで食べていました。

また6月に新しい子ブーが産まれます。一頭借りてきて2時間おきに授乳したいのですが、反対されています。いっそ豚肉嫌いになっていくれたら、子ブーのような夫もスマートになるはずなのですが…。内緒で連れて来る計画を密かに立てているしほわんでした。

ジョウザンシジミ

2005年05月26日 18時23分53秒 | Weblog
北海道には北海道にしか棲息していない蝶がたくさんいます。
そういうのを北海道特産種っていいます。

その中の一種にジョウザンシジミという蝶がいます。
道東と、定山渓にポツンと棲息している場所があって、面白い分布です。

この蝶はキリンソウと言われる、山の中にある岩場に生えている植物に依存していて、その植物のある場所を離れません。

しかし、何故か山ではない場所に生息しているポイントがあります。
国道沿いの河原です。

山の蝶が何で里の河原に生息しているのかとても不思議です。
キリンソウの仲間の植物が近くにあって、育つことは可能だと思いますが、あまり移動しないこの蝶が、山から里の河原にやってきたのか?だれかが山で採ってきてここに放したのか?
昔は山でも里でもどこにでもいたけど、開発が進み生息地が奪われる中でポツンとこの場所が取り残されたのか??

北海道にしかいないということで、本州からも蝶マニアがジョウザンシジミ目当てでやってくるほど人気の蝶です。
しかし、このポイントがあまり広く知られること無く、また乱獲や開発によって生活環境を奪われること無く、いつまでもこの珍しいポイントで見られることを願っています。

今日、そのポイントに行って撮影してきました。
たくさんのジョウザンシジミがチラチラ舞っていました。

羽を広げても1円玉位しかない蝶です。

北海道昆虫大好き!
http://www.mb.megafit.net/~satsurai/

スモモ満開

2005年05月25日 20時36分31秒 | Weblog
私が住んでいるアパートの駐車場のところのスモモが満開に咲いています。
この木からは昨年リンゴシジミが発生していることがわかり、凄く嬉しかったのですが、昨年の記録を見ると5月14日に満開になっていました。
今日は5月25日ですので、約1週間から10日ほど遅れているようです。
今年の春の低温は、色々なものを遅らせています。
農作物も何日遅れなんてニュースもやっているし、桜も遅れたようです。
しかし、4月下旬には例年どうりジョウザンシジミの発生も確認できましたし、遅れていないものもあるようです。
遅れるものも、種類によって2,3日遅れだったり10日遅れだったりと、それぞれのようで、そう考えるとリンゴシジミは何日遅れているのか心配です。
スモモの遅れとリンゴシジミの遅れが同じくらいなら問題ないと思います。
しかし、リンゴシジミの遅れがそれほどでもなく、例えばリンゴシジミの卵が孵化した時にスモモの花や葉が無く、もしかして餓死してしまうことなんて無いんでしょうかね?
リンゴシジミの幼虫は小さいから、見つけようもありませんが、もし無事なら6月下旬頃に成虫を見ることが出来ると思います。
うまくリンゴシジミが発生していたらまた日記で紹介します。

写真は自宅前の満開のスモモ

外食

2005年05月24日 20時33分36秒 | Weblog
今夜、妻が疲れて帰ってきました。そこで夕食は外食で済ませることにしました。
私が「どこでもいいよ」と言うと、妻はイタリアンが食べたいと言い、妻のお目当てのイタリアンレストランに行きました。
イタリアンなんて洒落た店、私には不釣合いです。私なら焼肉!とか、ラーメン!とか、そういうのがお似合いだから。
家を出る時妻が、「このままの服装でいい?」と言うので見てみたら、仕事から帰ってきたままの服装でズボンがババくさかったので、スカートに履き替えてもらい、私には不釣合いでオシャレなイタリアンレストランに到着しました。

イタリアンといえば思い出があります。
それは妻と結婚し、市役所に婚姻届を出しに行った日、つまり結婚した夜に札幌で、ホームページ関連で知り合ったお友達のゲンかぁ~さんと3人でイタリアンを食べに行ったことです。あのときは美味しいイタリアンをお腹一杯ご馳走になって、しほわんはゲンかぁ~さんとワインとかを飲んで、結婚初夜に妻はゲンかぁ~さんに酔いつぶされてしまったという思い出です。
一生に一度の結婚したその日の夜に酔っ払って具合悪そうに寝てる妻の横で、「なんだかなぁ~」なんて思いながら眠りについた、とてもいい思い出です。

そんなことを思い出しながら、店に入ると客は一人もいませんでした。
私はデミグラスハンバーグ、妻はなんだかわからないスパゲッティーを注文しました。

少しして注文したハンバーグが。ライスとセットで1000円です。
ひとくち食べて「この味知ってる!」
お湯で茹でるレトルトハンバーグの味でした。
とてもがっくり。妻のスパゲッティーもひとくちもらいましたが別に美味しくも無い。
どうりで客が一人もいないはずだ。
店内にはエリッククラプトンの音楽がかかり、感じはいいんだけど。
落胆しながらも食べ終わり、妻にはデザート(ミルクレープ)が出てきました。

どうせ美味しくないんだろうな・・。
期待はしていませんでしたが、妻からひとくちもらって食べてみました。
「・・・・美味い!!」
ショートケーキのような形のミルクレープ。絶品でした。
妻からほとんど奪って食べてしまいました。

結局帰るまで他に客は来ませんでした。
夜ご飯時にこれだけの閑古鳥。近々潰れると思います。

ほかにお客さんが来たら迷惑をかけると思って、席は店の隅っこの小さいテーブルを使いましたが、入店から帰るまで貸し切りなんだったらもっとでかいテーブル使えばよかった。

今日のイタリアンははずれでしたが、今度またゲンかぁ~さんと札幌の美味しいイタリアンを食べに行きたいです。


知ってますか?

2005年05月23日 20時00分34秒 | Weblog
帯広は月曜日4連続雨だって事知ってますか?
実は月曜日の午後から環境調査の予定だったんですけど、4週前の月曜の午後から今日まで4回連続雨で中止になりました。
これで月曜日の環境調査第1クールは予定ずべて終了。結局一度も出来ませんでした。
春に咲くエゾエンゴサクやオオバナノエンレイソウ、ニリンソウなどの綺麗な花を見せてあげることが出来なくなりました。とても残念です。
来週の月曜日の午後からはまた違う内容の仕事で環境調査ではありません。
以前にも書きましたが、この環境調査に関する私の仕事は、私が環境調査をするのではなく、環境調査をさせるというのが仕事なので、私自身は予備調査で何度も綺麗な花たちを見ています。

これから先は、水曜日の午前中の別のグループに行う環境調査のみになります。今週はありませんが。
職場付近に案外たくさんの綺麗な花や生き物がいるということを体験させてあげたかったので、この雨は恨みます。

4週連続雨に降られ、環境調査できなかったみんなもとても残念そうでした。

今日は月曜日、また1週間が始まりましたが、あんまり休んだような気にはなれませんでした。土日、どちらも職場に行きましたから。
先週も土曜日は仕事だったし。

せめて今週末の土日が好天に恵まれ、山に足を運び、綺麗な蝶などの写真を撮影してきたいと願っています。
更にその次の休みの辺りから、毎年ミヤマカラスアゲハの集団吸水が見られる時期に入り、私はミヤマカラスアゲハの集団吸水を見ると、本格的な蝶のシーズンが訪れたと実感します。
すごく楽しみです。

悲しいこと

2005年05月22日 11時19分21秒 | Weblog
今夜はお通夜に行く予定です。しかも高校生の。

32年位生きていると、何度か身近な人の死に直面することがあります。
自分の祖父母だったり、友人だったり。
そういうことがあるたびに、命ってなんだろう?とか、生きるって何だろう?と考えます。
親からもらった命、せっかくの命で限られた命、毎日ただなんとなく過していることが多いなぁ~って感じます。でも、ほとんどの人もそうなのかな?

生きるという限られた時間を仕事に捧げる気はありません。でも、なんとなく過すのももったいない。でも、いつ自分の命が終わるかなんてわからない。もしかしたら明日かもしれない。
そう考えると、もっと違う生き方しなければならないのかなぁ~?

また、昆虫を趣味としていると、命の問題が切り離せません。蝶を採集して標本にすることは、明らかに昆虫の命を奪うということです。人間にも昆虫にも、生き物にはそれぞれひとつしか命は与えられていません。死んだら終わりです。
地域の生態を解明するためにとか、環境調査の結果を残すためにとか偉そうなことを言う人もいますし、自己満足のためという人もいます。動機がどうであれ、虫の命を奪ってることに変わりは無く、殺される虫にとっては迷惑でしかありません。

人間だって、植物だけ食べて生きていけるはずなのに、魚を殺し、豚を食べるために飼い・・・。

昆虫採集を悪いという人たちは、自分のしている事を棚に上げていると思います。
昆虫採集を悪いという人だって、蚊が手に止まればパチンとやるでしょう。蚊が自分の手に止まっただけで死刑です。はえたたきでバチンとやるでしょう。ハエが家に入っただけで死刑です。
もっといい例は、車。夏の夜にたとえば帯広から札幌へ。一体何匹の虫を殺すことになるでしょう?フロントガラスには虫がこびりつき、道路にいた虫はペチャンコ。札幌1往復で蝶マニアが蝶を1年間に採集する数の何倍もの命を奪っているのでしょう?

ただ、我々が生きている文化では命に重みがあるというのが事実です。
人間の命が偉い。豚や牛の命はそんなに偉くない。車に潰される虫の命なんてどうでもいい。大半の人がそう考えているのではないでしょうか?ってか、そう考えないと、日々の生活が送れません。

あまり考えすぎて訳が分からなくなってきます。

今日は志半ばで亡くならなければならなかった高校生のご冥福を祈る一日にしたいと思っています。