さっと

東北・秋田県南での田舎くらし

駕籠に乗る人、担ぐ人。そのまたわらじを作る人

2018-01-11 23:13:36 | 日記
寒さだけが原因なだけでないのだとは思われますが、
節々の血流が悪かったらしく、身動きできなくなって、
食べ物も、受け付けなくなって、水分だけを流し込み、
文庫本を見る代わりに、パソコンで動画を見ていました。

ドラマは「絵空事」なんだと分かっていても、
その役に、はまり込んで演じている俳優さん・・・
その人でなければいけない???わけじゃない
・・・そんな役柄もあるものなんですね。

歴代、その役をやってきた先輩俳優さんがいたりして・・・
その人その人で、演技の仕方も異なり・・・

でも、その俳優さんでも、
その人なりに、自分の年相応の時期に
その役を演じるチャンスをつかまなければできない…
チャンスには、前髪しかないんだもの!!
そんな時期を、ちゃんとつかんでこその適役ってぇのがあるわけでして・・・

いろんな方々の才能ともいえる原石を光らせるのが
私の役割なんだと思って、そう自分に言い聞かせて
自分をよく見つめているつもりで、生きてきました。
ダイヤモンドを光らせるには、工業用の黒いダイヤモンドくずがないといけないから
自分の中に光るものがないから、同じ人間でも、
他人様を光らせるのは得意なんだ…と思おうとして、
いろんな方面に努力してきたつもりでした。

たまに、私自身を表舞台に出させて、光らせてあげようと
チャンスをくださるGOサインがあったにはあったのでしょうが
わたしは・・だめなんですねぇ><
その都度、ぐずぐずして、タイミングよくチャンスをつかむことなく、
何もできないまま=輝くことはできないまんまで、チャンスをにがしてきました。

おかげで、負担を背負うことから逃げおおせたことも、半分ぐらいあって・・
このつぶれやすい心身が,なんとかかんとか保ててきたことも
ある…そういうことなのかもしれません。

今更、光ってみようとしても、
もう、すでに、その材料や素地がなくなっていて・・・
枯れ切ってしまった私だから、心身ともになんともできず、
それにもまして、今までの癖で、チャンスがあったとしても
それをつかむタイミング一つさえ決めることができなくって・・・

いくら年齢がいっているかたでも、
ものすんごく光っている方もおられまして・・・・
この世の中には、すごい方々がいるものだと、感心してしまいます。

周りで支えてくださる方に恵まれるっていうのも、
その人の持っているいる運もあって、
そして、それを逃がさない力や、その人の人格・お人柄・・かな?

私には「意地」はあっても「維持力」がなく
タイミングを上手につかむ力は、もっとないので
空回りのようなことが多いので、普通の人の二倍努力して、ようやく…
三倍努力しても、出来上がらないことも、とっても多いのです。
そして、見かねた周りの方の支援によって、
ようやく、物事が仕上がり、私が仕上げた土台の上に
ご立派なものがたってしまったなら、
もう、土台を見てくださる方は少ないものなのです。

この頃、いろんな時期のいろんな人格の方々の亡くなったときのことを考えていたら、
「無」になる前に、せめて・・・・・自己満足の世界でもいいんだから
何かをなそうとしなけらばいけないような気がしてきました
せっかく・・・ものすんごい奇跡の積み重ねで、この世に生まれてきたんだもの

小さいころから「長生きできない弱い子「」のレッテルをはられ、
何度も、死の恐怖と戦って、寝床の中で苦しみ悶えて転げまわり
手当たり次第に本を読み、哲学書まで読み漁った私には
「逃げるための自殺」という方向性は、ありません。

這ってでも、地面を掘ってでも、とにもかくにも前に進みたいのです。
男の方々から見たら「怖いものなし」で、厄介で扱いにくいタイプ・・・らしいです。

もう、すでに限界を超えているのですが、
ぎりぎりのところまでがんばっては、メンテナンスと心の切り替えをして
これからの二か月と20日間・・・すでにカウントダウンが始まっているのですから、
いくら邪険にされようとも、できるだけのことはして、
そのうえで「老兵は、死なず。ただ・・・」という風に
見苦しくなく退場したいと持っています。
コメント
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