猫山三里

日記。というか自分の記録にもなれば。

阿騎の陽炎

2013-09-16 06:56:59 | 
どん亀石から春日神社の霊宝石、竜鎮神社、墨坂神社、八咫烏神社なども行きたかったのですが、豪雨のため断念。そりゃ台風近づいてんだから当たり前だろって感じですが。

宇陀の町に戻り、道の駅「宇陀路大宇陀阿騎野宿」に。って名前長い。

ここには足湯があるんで、地元のお母さんたちとある意味混浴(笑)。





地元銘菓のきみごろも。





それから石景庵展示室で催されている鬼面百相展を見てきました。







帰りにサワガニを発見。こちらも台風からの避難でしょうか。俺も足早に帰りました。





そういや今日の明け方は風雨が強かった。
今がピークかな。

千年桜

2013-09-16 06:13:00 | 
仏隆寺までの道中にある桜の木で、千年桜とも呼ばれ、根囲7.7m。大小11本に分岐し、分岐枝の最大のものは幹囲1.2mで、奈良県下では最大最古の株とされています。





桜の季節にもう一度訪れてみたいです。そして、この里は空海が唐から持ち帰った茶を栽培したといわれ、大和茶発祥の地とされています。



山中深く、黒岩集落でどん亀石を捜索中に見つけたチラシ。俺が生きている間に、どうにも見てみたいね。


雨シタニ龍

2013-09-16 05:33:59 | 
龍穴神社。雨乞いの神として知られています。
県下でいえばかなりお気に入りの場所です。



この神社は先の室生寺よりも歴史が古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺ともいわれて龍王寺と呼ばれていた時期があったそうです。





神域には竜穴(奥宮)と呼ばれる洞穴があり、龍が棲んでいるとされます。





吉祥竜穴。今にも龍がでてきそうです。



竜穴近くには天の岩戸もあります。

逼る野分

2013-09-15 19:52:08 | 
光明寺。「猫たたき如来」という伝承が残っています。奈良県市町村の史料によれば





今から500年程前、見山沢応上人という高僧が、春日の老夫人の葬儀で身内の者や村人と墓へ行く途中、空が一天にわかに曇り、ものすごい風雨雷鳴にて、あたりは真っ暗になる。一同は驚き、棺を捨てて逃げ帰るも、上人だけは一人残り、七条の袈裟を棺に巻き、その上に座禅して、この如来の箱をうち振っていた。すると異様な音がしたと同時に、たちまち風雨が止んで天気となる。逃げ帰った人々が再び来てみると、上人は落ち着いて棺の上に座っていた。そして、その傍らには目玉の飛び出した一匹の猫が死んでいた。それからこの仏を「猫たたき如来」というようになったとのこと。

…っていやいや意味わかんね。

なにかこの猫は悪いことをしたのだろうかと考えながら、一路室生へ。

道中見過ごしやすいのですが、こんな場所もあります。



室生寺に向かう途中にあるお店。



よもぎ入り回転焼きがおいしい。



店のお母さんの猛プッシュで、「何度か来たことあるんです」とは言えず、すすめられるがまま女人高野の室生寺へ(笑)。

少し紅葉づいてきています。



ちなみにお母さん、
改修工事してましたよ(笑)。


香切火

2013-09-15 17:36:12 | 
台風18号の影響で、予定されていた区の体育祭が中止になり、暇になったし、雨なのにやめとけって感じではありますが、奈良の宇陀市をぶらぶら巡ってきました。

なかなかガイドブックにも乗っていないエリアですが、ディープだったり、パワースポットと呼ばれるような場所も多くあります。

岩神社。石長比賣命と木花咲耶姫命の姉妹を祀っています。本殿背後には大岩が屹立しています。



桜実神社。こちらの祭神も木花咲邪姫。境内には国の天然記念物、八ツ房杉があります。八岐大蛇を彷彿させます。



一つの株から分かれた8本の幹が絡み合っています。途中1本となり再び分かれるといった珍しい幹も見ることができます。幹周り9m、樹高14m。しかも推定樹齢二千年。



八咫烏が登場するのもこの場所。八の数字で何か繋がりがあるかも。単に大きいということかもしれませんが…。

桜実神社のすぐ近くには「菟田の高城(うだのたかぎ)」があります。神武天皇が八咫烏に導かれて大和国に入ってきた時、軍隊の休憩のために築いた城跡です。日本最古の城跡としても伝承されています。



天国の井戸(あまくにのいど)。日本で最初の刀剣師といわれる「天国」が数多くの刀剣や神鏡を湧き出る霊水をもって鍛えたと伝えられている井戸です。





宇陀水分神社。色鮮やかな三棟の本殿が良いです。



宇陀水分神社近くにある西昭和堂でみたらし団子を購入。ここのみたらし団子は
いつ食べてもうまいです。特に朝一の焼き立てがもう絶品。十本入り、まとめてたいらげました。