なんくるないさぁ情報局。

大好きなテレビドラマ、邦画などについて、日々感じたことを書きたいと思います。

Ns’あおい・Karte11

2006-03-22 23:42:37 | 2006年冬ドラマ
田所副院長は、地方医大卒というコンプレックスを跳ね返そうとしていたのですね!

田所(西村雅彦)が上を目指していたのは、理由があったわけだ。
しかし、彼は優しい一面をもっていた。
あおい(石原さとみ)と高樹(柳葉敏郎)の行いを最後にはかばった。
清天会での出世を投げ打ってまで、彼らを助けた。

あおいと高樹が泉田総師長(片平なぎさ)を救うために、高樹の指示のもと、あおいが気管挿管をした。以前にあおいが行った違法な医療行為と同じだ。

しかし、人の命を助けることと法律やルールを守ることとどちらが大切か。高樹が倫理委員会で言ったように、法律やルールはもともと人を守るためにあるのに、本末転倒になっている。

しかし、なかなか正論は通用しない。
田所がそこまでしても、彼らを守ったのは、桜川病院のスタッフの職業モラルの高さに胸を打たれたからだろう。

田所は内科病棟のスタッフから、あおいと高樹の嘆願書を渡された。彼らは、ふたりが辞めさせられるようなら、自分たちも病院を去ると言った。
しかし、田所は、誰のために仕事をやっているのだ?いやなら、辞めろ。替わりはいくらでもいる、と言い放った。

たまたま、田所の患者で、新病棟の設立に理解のある有力者が急変した。
あおい、小峰(杉田かおる)、江藤(八嶋智人)、北沢(小山慶一郎)、片桐(鈴木浩介)たちは、飲み屋・番長にいた。しかし、そこへ、電話があった。
小峰は人手がないという知らせで病院へ駆けつける。
他のみんなもあとを追った。

田所はそんな彼らの姿をみて、考えを変えたのか…。そう!いくら対立しているからといっても、患者の命を助けることが医療に携わる者の使命だ。職業人とは、本来そうあるべきものだ。

最後には、田所も桜川病院のスタッフのモラルの高さと結束の固さに、あおいと高樹を守ろうと決心したのだ。

このドラマ、医療現場をリアルに描いていて、なかなかみせる作品でした。
結構固いテーマも出されていて、考えさせられることもありました。
最終話も、手堅くまとめてあって、まぁ及第点のドラマではありました。


Ns’あおい・公式HPより
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2 コメント

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良かった~♪ (まこ)
2006-03-23 14:56:10
ベタな展開ではありましたが、やはり最後はこうでなくっちゃね!と納得いく最終回でした
まこさんへ。 (飛行少年。)
2006-03-23 18:04:00
よかった!よかった!

安心して見終わりましたね。

しかし、今日の白夜行はこういうわけにはいきません…