パソコンレッスンの現場

PCインストラクター、短大講師のエッセイ

ドリームデザイナー

2005年10月24日 | 気になる本

 テレビ等で有名な川崎和男氏を私はまだ見たことがありません。
 そこで、テレビ放送がドキュメントになった本を読みました。

 デザイナーにして、医学博士、大学教授。
 長くグッドデザイン審査委員をし、後に審査委員長をした人です。

 その人の小学校での特別授業した内容の本です。
 他の書物でも仕事に対する真摯さ、真剣さが伝わる人の授業。

 大学でしている授業をそのまま小学6年生にしている感じがします。
 ナイフと携帯電話の造形デザインをさせ、プレゼンテーション(発表)させます。

 そして、子供に審査させ本物のグッドデザイン賞トロフィーを授けます。
 すべて真剣勝負。 尋常でないのです。

 この本からグッドデザインに対する姿勢、大学生に対する姿勢も見えてきます。
 さらに、デザインに対する姿勢が正面から伝わってきます。

 大人の読み手を想定して書かれているが、思わず緊張してしまいます。
 見習うべき点が多すぎる本。内容を何度も反芻したい書物でした。



川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊 KTC中央出版

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