刺し子屋 ~トタコ~

運針で柄を作り出す日本に古くから伝わる技法刺し子
古くて新しい刺し子の魅力を紹介

作者紹介

2011年05月25日 | 始めに
刺し子とは運針で柄を作り出す日本に古くから伝わる技法

布が貴重であった時代、物を大切にするために考え出され
傷みやすい部分や傷んでしまった部分を補修また、
防寒のために布を何枚も重ねて、ひと針ずつ縫っていた

始めは補強が目的で真っ直ぐ縫い合わせることから
時代とともに手仕事の温もりとデザインする心が多くの模様を作り出し
今に伝えられています

デザインは『植物』『自然現象』『建具』『生活道具』など
多彩模様には名称があり、
意味を持つものもあります

昔から受け継がれてきた伝統模様を
普段の生活の中で身近につかってもらいたい
そんな気持ちで日々チクチク制作しています




【作者紹介】
       1978年 茨城生まれ
       1997年 独学でさしこを始める
       2001年 計2年半ほどイギリス・ロンドンに暮らす
       2004年 帰国
       2010年 しばらく途絶えていた刺し子を再開する
       2014年 西荻窪ギャラリー494 にて初個展