梅の開花は? 御船山へ

2024-02-05 | 佐賀県の山
2024ー02-03 今日は節分です御船山の梅林の花は咲いているかなと思い出掛けてきました
空はどんよりとした曇り空で 雨の心配をしながら武雄図書館近くの広い無料駐車場に到着し
まだ朝の8時50分頃ですが 80台は駐車出来そうな広い駐車場が既に満杯状態には驚きました
空きスペースがないか場内を見渡し探していると 
幸いな事に近くの車が出発したので入れ替わりに駐車出来ました  

駐車場からこれから登る古代の船の形に見える【御船山】を眺めながら準備をしています
その間にも空き待ちの車がゆっくりと場内を回っています

準備をしませ 09:10スタートです
この駐車場の横手が武雄神社への参道になっており 
毎年10月23日に流鏑馬が奉納されております
この射手塚は 昔射手が落馬した者を葬った塚と案内されています 


前面道路を渡り正面の武雄神社への参道階段を登る
最後の鳥居をくぐると目の前に【茅の輪】が設けられていました

佐世保の八幡神社や宮地嶽神社は6月30日に茅の輪くぐりのお祓いですが
武雄神社では節分に行われるのでしょう
明日(2/4)は【立春】です 暦の上では春が始まります
私達もこれまでの健康に感謝し
これから先の【無病息災】を祈願しながら

しきたりに従い 左右左と茅の輪を8の字にくぐり神殿に向かった

幾度となく 御船のお山にのばれせて頂たお礼と
本日も入山いたしますのでお守り頂きますように 祈願の参拝をいたしました

参拝後 神殿の左手より御神木の大きなクスノキに向かう

樹齢3000年のクスノキの巨樹は今でも力強く枝葉が栄え
訪れる参拝者にパワーを与えてくれます

樹根の中は広い空洞になり天神様が祭られ
毎月1日は神官さんが御祈禱されています

09:44
御船山の麓に所在する梅園に向かう途中の民家の片隅から
「かぐわしい花の匂いがしている」と御前ちゃんが知らせる

白い水仙でした その傍にはこれから咲く春の花【沈丁花】の蕾ちゃん
去り行く冬の花と 訪れる春の花が仲良く寄り添っていますね
花言葉 白い水仙= 神秘   沈丁花= 永遠・栄光

御船が丘梅林に入る 09:47
武雄市の観光案内では【一目1万本】の梅の木と紹介されている
梅林公園の花は今日現在1分咲き程度です

美しく咲いた白梅の背景に岩峰の御船山です

未だ咲き誇らない白梅や紅梅の花を愛でながら登山道に入った
すると少し登ったところに4年前には無かった道標[往路➡]が目に付いた
「新しく周回する登山道が出来たかな?」と思い➡に導かれ進んでいく
幅1m程の 綺麗に整備された登山道です
北側の標高175mピーク(私的呼称北峰)の急登に廻るのだろうと
想像しながら進んでいます
小さなUP:DWを繰り返しながら300m程進むと整備された道が無くなった
如何したのかなと周囲を見渡すと消えた整備道の先に獣道の様な踏み跡在り
スギ林の先が明るく開けているので進んでみた 「何だっ 此処は」
驚きです御神木の真横に出ました 

樹齢3000年の古木ですから近年危険な状態の為
神社が御神木への立ち入りを制限していますからね
真横に行ける山中の道を愛好家が作ったのでしょうか?

写真を撮り終え 
元の登山道に戻り山頂を目指します

急登の落葉等に足を取られ滑り落ちない様に注意しながら
山頂真近の大岩に登り上がった
大岩の真下に見慣れた古い石仏あり


二つの石板に其々三仏が彫られています
手を合わせて 合掌す

10:53 山頂です


四等三角点 点名 御船山
北緯 33度11分02秒 東経 130度01分09秒 標高 207.11m


山頂の樹木が伸び武雄競輪場や周辺の市街地が見えていましたが
見え難くなり 
「武雄駅が見えなくなっているね」と御前ちゃんが岩陰より覗き呟いた
遠くの山並みを眺め楽しみ 北峰に向かう 11:07


岩穴の中にクリック四年前クリックには確かに有った石仏が 

無くなっています 悲しい出来事ですね



北峰(私的呼称) 175m山頂です 11:40

岩が点在しスダジイの木がピークに生え山名は在りません

眺望も得難く 少し移動し冬枯れの樹幹より見下し


「長崎新幹線の高架橋は見えるけど新幹線が走ってこないかな~」と覗いています

クリック4年前クリックはここから北尾根を下りましたが、
北尾根は急傾斜で岩壁も多く危険を伴い
しかも登山道も不明瞭の為今回は安全策として
引き返す事とした

幸いに今日御神木の横に出る新道ある事を知り
そこで主峰と北峰の鞍部から真下に下りれば
新道に出合えると地図を確認し
計画を急遽変更した

道のない急斜面を樹木を掴みながらゆっくりと下っています
一部Ⅴ字型になった一枚岩は湿りを伴い滑り易く要注意です
滑るのでパンツを岩肌で汚しながら何とかクリヤーしました

可愛らしいサツマイナモリさんが
ピンクの笑顔で「お疲れ様~」と労いの言葉です

花言葉= 愛のささやき・素朴な暮らし

鞍部からの急斜面を下り終え
想像していた場所で新道と出合いました 12:30

往路➡方向が御神木  復路を辿り登山口の梅林に向かいます

甘酸っぱい梅の香りが漂う梅林の中を通っています


梅林を出て 目の前に忠霊塔があります
来る度に目にしていましたが一度も訪れた事が有りません
今回初めて訪れてみました

幕末に起きた戊辰戦争始め先の大戦まで幾多の戦場に赴き
戦没者560名有余の方々を偲ぶ武雄町の忠霊塔です  合掌

13:18 駐車場に戻ってきました
相変わらず駐車場は満杯で空き待ちの車が
ゆっくりと場内を廻っています
私達がクールダウンのストレッチを終え車を出すと同時に
駐車待ちの車が早速入りましたよ


本日の足跡です


梅の開花にはもう少し日々が必要でしたが
気持ちの良い山歩きが出来いい節分の日を過ごせました
    感謝 合掌
           有難うございました 








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