渋谷区議会議員『子どもにツケをまわさない!』笹本由紀子です。

転んだら、何かつかんで立ち上がる元・証券会社OL+音楽家+ラジオDJで、幼児教育研究者。渋谷区議会議員です。

アップされてからと思いましたが、先に、9月26日の質問原稿をご紹介いたします。

2014-09-28 23:30:29 | 日記
中継録画がアップされてからと思いましたが、来週に国会が始まれば、自治体議会への興味が少なくなる事ぞ!というご意見があり、9月26日に行った私の一般質問を掲載します。予定原稿に、当日思いついて話したことをつけ加えたもので、記憶違いもあるかもしれませんので、ご参考にということでお読み頂けましたら嬉しいです。
なお、渋谷区議会HPでは、本会議のみ中継録画がありますが、委員会はありません。約中5日後でアップされる予定です。私は10月3日か6日かと思います。初日の分は、2日か、3日でしょう。改めてチェックしてご報告いたします。
なお、初日の見どころは、共産と民主が討論制限に触れた所と、公明党の明るい質問と、公明党の沢島議員が副議長になったところ等、
2日目の見どころは、私の部分は別にして、自民党が珍しく一般質問をしたのですが、討論制限に対し「当然」という意見をご披露&「遠吠え」発言のところ、共産党のへの答弁漏れを沢島副議長が無視しようとしたところ、イスラム食文化対策について部長が凄い答弁をしたところ、高校生の部活利用の自転車料金対策について区長が早く帰れと言ったところ、質問の最後を来年仮庁舎ができたら隣に住んでいる自分もぜひ当選して入りたいと言った議員がいた事などなどです。
以下、質問を書きましたが、【 】内は、質問通告した際、答弁を調整する係となった部署名です。私が部署指定するのではありません。

それでは、ここから、私の原稿です。
本日は、区長に、大きく4点伺います。
1.子宮頸がん予防ワクチンことHPVワクチン被害について区長にお尋ねします。HPVワクチンによる重い副反応について、難病治療研究振興財団(坂口力理事長)の研究チームは、厚労省は症例を狭くとらえ過ぎだ」と指摘し、調査方法の見直しを求めている。チームの医師が実際に治療した人は、接種から重い症状が出るまでの平均期間が約8.5カ月だった。「接種後1カ月以上してからの発症は因果関係が薄い」とする厚労省検討会の見解とは異なる結果になった自治体の対策上、重要なターニングポイントとなるでしょう。
子宮頸がんについては、教育が重要です。現在の渋谷区HPのような子どもの予防接種ではなく、女性への医療女性施策として進めるべきものです。他の自治体では被害例を広報している所もあることは、以前もお伝えしました。積極的な推奨が控えられて1年3か月、この間、桜丘の検診センターの医療費支払窓口に、このワクチンの有効性を示すパンフレットが置かれたいたことは、残念なことである。被害者連絡会で活動をされている人々の声を真摯に受け止めた対策を取るべきです。
推進を主張していた国会議員が、「子宮頸癌ワクチン」関連をすべて自分のブログから削除したとも伝えられ、このワクチンを取り巻く環境は変わりました。今後の対策をどのように考えるか、答弁を求めます。【健康推進部 地域保健課】
2.デング熱報道の中、9月1日の渋谷区総合防災訓練は1900名を集め、代々木公園で実施されました。報道によると、国立感染症研究所の部長は、「感染の疑いのある場所から半径75メートルに薬剤を散布する」という東京都に対し、「少なくとも半径100メートルはやっていただきたいと話した」すると都は「半径75メートルから範囲を広げることはできない」と説明したといいます。
100mにすれば、防災訓練の場所が範囲に入ったのではありませんか?福祉保健委員会で、
広松部長は、報道の真偽は判らないからと、答えなかったので、改めて、今度は、区長にお尋ねします。実施可能と判断した根拠について、お答え下さい。
【危機管理対策部 地域防災課】

3.8月に、東京都は、今この1階にある都税事務所と水道局が仮設庁舎に入らないと言ってきたそうです。そこで、仮設建設計画が一部変更されることになったと報告を受けたのは、海外視察団がヨーロッパから帰ってきた後の、9月17日。9月3日の渡航時には、東京都は仮設に入らないと言ってきた後ですから、設計変更に大わらわだったのではないかと推察いたします。
桑原区長が、選挙の公約にもせず、突然庁舎建て替えを言い出してきた計画は、事前に、区。民に情報を出すことも、議会に出すこともせず、事業者との計画案は、不透明なまま進められてきた。
元、東京都におられた区長は、よく御存じでしょう。ガラス張りにできない計画に、東京都は乗りたくないのではありませんか?
都との協議は、誰がどこで行ってきたのか、区長も直接、都との折衝に加わっていたのか等、仮設庁舎建設計画から、東京都が離脱するに至った経緯について、ぜひ、詳しく、区長の見解をお聞かせください。 【総務部 庁舎建設室】

4.静岡県内の 区民保養施設について実施した、元の菊水館の建物の耐震調査の結果は、いつ出され、どのような内容であったのか。また、その結果を受け、どのような追加の改修計画が進められているか、お答え下さい。
【総務部 経理課】【総務部 施設整備課】【区民部 地域振興課】
静岡県地震防災センターでは、河津町には、大規模地震の際、10m以上の津波が来ると予想されています。県作成のハザードマップを踏まえ、どのような災害対策を講じる予定がお聞かせください。 【区民部 地域振興課】

9月1日、私を含め複数の訓練参加者は、代々木公園で蚊に刺されました。
9月3日、仮設庁舎建設の横で、保育園の子どもたちは、轟音と突き上げる揺れの中で過ごしていた。議員達が、海外派遣に出発したその日です。
子どもたちは、区長に何が言えると思いますか?
「何の問題もない」という姿勢が繰り返される時、不安を口にすることができない人々の声は、決して、あなたに聞こえない。
区民の不安や、心に寄り添えない行政であってはならないと、強く申し上げ、質問を終わります。

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