グローヴ？グローブ？ライブを見た。

ラジオをつけたら坂本龍一の「戦メリ」のピアノが流れてきた。

懐かしいような、口を横に開く癖のあるしゃべり方で、あの頃のベルトリッチとの出会いのことなどしゃべっている。
私はあの頃、彼を追い掛けて、ラロトンガというロケ地へ向かった。
たしか、エンニオモリコーネに決まっていた、いや、武光徹、だったかな、字が違うね、たぶん、でもそこへ、どうしても音楽は僕がやりたいとシャイな彼にしてはめずらしく売り込んだのだったと思う。大島渚はそこまで彼を音楽家としては認めていなかった頃だったからだ。だってYMOなんて当時の大島監督にとってアイドルみたいなものだったもの。だってあの坂本のやったヨノイ大尉ってその前は沢田研二の予定だったはずだもの。
デビッドボウイしか決まっていなかったんだ。そのボウイは大島作品に出たくてすでに２年も待たされていた。制作費が集まらなくて。そのボウイの期限が切れるギリギリの見切り発車で撮影は始まったのだった。
だって金策に撮影中もあんなトンガで交渉していたスタッフを覚えている。

まあ、これをどのくらいの人が見てくれているのかはわからないけれど、
こんな話、ブログでも始めなかったら書かなかったことだね。

それにしても始めたときたった５～６人しかアクセスなかったのに増えていてびっくり。
誰が見てくれているのかな。
今までは売れている雑誌にくっついて連載があり、発売されている部数の人が読んでいても読んでいなくても編集部が認めたら連載になって、読者がいるんだと思っていた。
でも良く考えると私の連載など読まなくても、メインのページでみんな読んでくれていると想定していただけなんだと改めて気付く所が今さらで自分が見えるよ。

昨日はグローヴのライブだった。
厚生年金ホールなんてあんな場所でTKに会うなんて何年ぶり？いいえ始めてかもね。
でも私が小室哲哉にはじめて会ったのはTMネットワークの北海道市民会館、８割のお客さんが入ったライブの打ち上げだった。
そうこれでTMは売れる！と確信したエピックのスタッフの乾杯を今でも覚えているよ。

２年ぶり、KEIKOが奥さんになって始めてのライブかな。
やっぱり変わった。
変わらないのはマーク。KEIKOはもともと献身的な女の子だったけれど、妻は強いかも。座長って感じに見えたよ。３時間、大ヒットパレード、そうか、来年は１０周年なんだ。
ユニット名に悩んでいた頃から見て来たグローヴ、特別な気持になった。

あ、横浜ブリッツは特別な事がいっぱいあるって聞いた。
もともと人を喜ばせる事が大好きな小室さんのこと、チケット代の５倍くらいはなんかあるでしょう。