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鬼頭径五/Soulshineのスタッフの日々のメモ。

発見ざんした!

2010-03-31 02:11:33 | 日記
日曜日。
「クリーニング行き袋」に放り込んだダウンジャケットを引っ張り出して代官山へ。


久々の出演となる「晴れたら空に豆まいて」は、駅から徒歩2分ほどのビルの地下にあるのです。



若かりし頃、よく友達と遊びにきた代官山。

古着屋をのぞいて、カフェでお茶して、
お金がない時は駅前にあった小さな公園で、買ってきたパンと缶コーヒーで休憩したりして。

その友達は、いまはバリで現地の人と結婚して暮らしてる。
そして私はすっかり風景の変わったこの駅前を、リュックしょってライブハウスへ。



この日は急遽決まったこともあってか、お客さんは多くはなかったのですが、
出演者の人はなんだかリラックスムードで楽しい夜でした。
モメカルとのセッションもいい感じで、
ますます来月のツアーファイナル、4/24BELL'Sが楽しみ。

いやホントに、これは必見であります。
「音楽ひゃっほー」を感じていただけることと思います。




リハ終了後、ひとりで代官山散策。知らないお店が立ち並ぶなか、昔通ったDEP'Tで1800円のシャツを購入しました。
古着って、若いコが着るから「古着ファッション」が成り立つんだな。

いま着てみると、「自分が着古した」みたいに見えちゃうんだよなー。

小さな発見ざんした!

棕櫚の日。

2010-03-28 01:49:26 | 日記
祖母が101歳で亡くなって一年。
今日はそのお祈りをするため、教会へ行きました(我が家はカトリックなのです)。

最寄りの駅で降り、そこから教会までは徒歩15分くらいなので、
最初は歩こうと思っていたのだけど、
履きなれない靴で足が痛くてタクシー乗り場へ。

先頭の車に乗り込んで、「○○教会へお願いします」と告げると、運転手さんがご存じない様子。
「うーん、あそこだっけかなー。
いやぁ、神様に縁がない人間だもんでねー、
神様に見放された人間だからねー、
わはははー」

わははー。って、
なんか返しに困るなぁ……

けれど運転手さん、地図を開いて確認してくれて、いざ出発。

と、私の思っていた方向と逆に行くではありませんか。
やっぱわかってないじゃん、と慌てて
「運転手さん、右ですよ、右方向!」
「いや、○○教会でしょ? 左ですよ」
んもー、まったくー。

「地図、見せてください」
ミサの時間も迫ってきて、ちょっと語尾がとがる私。
「ほらっ。教会ここですよ、で、駅はここだから右じゃないですか」
運転席に身を乗り出して、地図の上の駅を指で示して言いました。

運転手さん、ファザードつけて路肩に停まって振り返り、
「お客さん、それ、××駅! ここは△△駅!」



どえー。
私、そもそも降りる駅を間違えてまひた。
ひとつ手前の駅で降りちゃってたのです。
何回も来てるのに、なぜ? なして? どうしちゃったの、自分?
なんで降りてからも、違う駅だって気がつかないわけ?

ぼーぜんとする私に、運転手さんはカラカラと笑って
「それで右って言ってたんですねー。
でもこれで、私もお客さんもナットクだ。ヨカッタヨカッタ」
ウィンカーを出して車を走らせたのです。

「すいません、ほんとにすいません。もうなんというか、老化なんです、馬鹿だし」
「そんなことありませんよー。でも歩かなくてよかった。いつまで歩いても着きませんよ、わははー」
優しい運転手さんでした。
ほんとごめんなさい。


やっとこ着いた教会では、棕櫚の葉をいただきました。
「枝の主日」(復活祭の一週間前)だったのです。はー知らんかった……。
いろんなことでへこんだ日。おばあちゃんも呆れていることでしょう。



さて、明日は代官山に参ります。
急遽、鬼頭さんがイベントに出演することになったのです。
題して「After 花見 SESSION」。
桜咲く代官山でのお散歩がてら、ぷらりとお立ち寄りくださいませ。
18:50~の予定です。moment Stringsもご一緒ですよ。
代官山駅から徒歩2分ほどです。


■3月28日(日) 代官山 晴れたら空に豆まいて■

moment & ONE UP MUSIC Presents
[ After 花見 SESSION 2010 ]

鬼頭径五(from Soulshine)/RICO×藤沼伸一(from Regina)/西佐和子/千宝美/丸谷マナブ/moment Strings
OPEN16:00/START17:00
cherge1500円 [ペアチケット2800円] (+共にお一人様2drink代1000円)
info.//03-5456-8880
















予定は未定で決定でなく。

2010-03-23 01:19:37 | 日記
連休が終わろうとしています。

なのに、昨日の「つもり」より大幅に作業進まず……

Macの前で頭抱えてそのままうたた寝。

創作するって大変……。


なんて思ってたら鬼頭さんより「新曲できたど」のメンバー一斉メールが。

おぉっ。



負け犬度2割増し。
いやしかし、ここはスタッフも頑張らねばなりますまい。


明日から。



もう、本読んで寝ちゃおう。

ちくしょー。

風の強い日。

2010-03-21 22:31:47 | 日記

今日はやたら視界がかすむなー。
と思ったら、黄砂だった。
ヨカッタ…… いよいよ目がおかしくなってきたのかと思っちゃった。
サボってしまった洗濯も、結果オーライ。へへーん。


ここのところ連日タクシー帰りで、この三連休でなんとか巻き返しを図ろうと計画。
今日は留守番隊長・るびのトイレ砂を買いに山下公園へ向かいました。
ここにある「カタログハウスの店」でいつも購入しているのです。

店の隣にあるマリンタワー、そういえば新しくなってから初めて来ました。
なんだかこぎれいになって、以前のような場末感(ごめんなさい)はなくなっておりました。
1階には硝子張りのカフェ。おしゃれなバーも入っています。
最上階は昔は妖しい(またごめんなさい)植物園みたいなものがあって、
ギャーとかホーとか鳴く鳥たちがいたような記憶があるのですが、
リニューアルされたいま、彼らはどこに行ったのかしら。

横浜はどさどさと新しい建物が建ち並び、
こんなに建物つくって何に使うの?と思わず聞きたくなります。
けれどもうすでに人生において一番長く住んでいるこの街を、
私はかなり気にいっていることも確か。

るび隊長のトイレ砂は、商品入れ替えで今まで使っていたものがありませんでした。
ではと代わりのものをまとめて買おうとしたら、「砂が変わるといやがるネコちゃんもいますよ」と店員さん。
るび隊長がそんなちぃせえことにこだわるもんか、と思ったけど、結局2袋のみ購入。

連休のお出かけ予定はこれで済ませることができたので、
明日一日はぺったりMacに貼り付いて、来月のツアーのことやらいろいろな準備に没頭するつもり。
空いた時間に本も読みたい。

風の強い日に家の中に籠っているのが、なかなか好きなのです。








それで、ダイジョブ。

2010-03-15 00:27:36 | 日記
昨夜は山田晃士さん&塚本晃さんのライブを、渋谷SONGLINESで。
鬼頭さんから託された差し入れを持ってうかがった。

濃厚な二人の世界を、たっぷりと堪能させていただいたのだが、
この夜の1曲目でもう喉の奥のとこがぎゅぎゅーっとなって、
あやうく泣きそうになってしまった。
しっかりしろ、自分。



登山家が山に登る理由を問われて、
「そこに山があるからさ」と答えるというのがあるけれど、
「なんで音楽やってるの?」と聞かれても
「そこに歌があるからさ」
とはいかない。
自分で紡ぎ出さないと、もしくは自分でキャッチしないと、そこに歌はないのだから。


今朝、新聞を読んでいたら柳下毅一郎という人がポストヒューマニズムについて書いてた一文が目にとまった。
「我々の感情はメディアに規定され、先取りされた感情的反応を追いかけているに過ぎない」

時々いろんなことから耳を塞ぎたくなったり、目をそむけたくなるのは、
こういうことへの無意識の拒否反応なのかしら。

でもそんな自分にも、ある歌がふと寄り添うときがある。
ああ、これさえあればいいや。そんなふうに思う。


いくつも持ってるわけじゃないけど、いくつかはそれを持ってる。
それで、ダイジョブだ、と思える。