いつも最高 in Fukuoka

「今日は最高」「明日はもっと最高」の気持ちを胸に、玄界灘を眼前にした福岡を中心に魅力を紹介。「いつも最高の福岡」。

海峡を歩いて渡れば そこは「長州」

2016年10月11日 | 日記

前回からの続きです。わずか幅600mの関門海峡の底を歩いて渡れば、そこはもう本州の西端「長州」です。不思議なことに、海底の人道トンネルには出口はありません。門司側も下関側もトンネルの看板は「入口」とあります。地上に出れば先ず【壇ノ浦古戦場】です。一つは源平合戦の最後の合戦となった「壇ノ浦の戦い」の場所です。1183年、源氏に攻められた平氏は擁立した幼い安徳天皇と共にここの海に没した場所です。

もう一つ大きな戦いは、幕末に起きた「下関戦争」。ここ長州藩と、イギリス、フランス、オランダ、アメリカの列強との間に起きた戦争です。その戦場には、「長州砲」5台のレプリカが海峡を睨んでいます。

  そして、すぐ近くには「火の山ロープウェイ」の駅があります。あっという間に頂上へ。標高268mの山ですが、ここから見下ろす「関門海峡」の光景は圧巻。対岸は北九州市の門司港です。「火の山」は長州の要塞として重要な軍事拠点でした。とにもかくにもこの川のような海峡を挟んだ狭い地域に、わが国の大きな歴史がびっしり詰まっています。

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