散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

森孫右衛門供養塔(築地本願寺)

2007-03-01 07:52:08 | Weblog
 

 この供養塔は文久元年(1861)森孫右衛門の二百年忌に、子孫の森幸右衛門

と親族により建てられました。森孫右衛門は江戸時代以来、隅田川河口に佃島を築

き、日本橋魚河岸のもととなる店を開いた人物と伝えられています。

 供養塔の銘文には、孫右衛門は摂津国(現在の大阪府)佃村の人で、二代将軍徳

川秀忠の時、魚猟の許可状及び33人の漁師の漁業権を拝領したことなど、佃島の

漁師と徳川家との関わりが書かれています。また、寛永年間(1624~44)に

百歩四方の土地を賜り、島を築き、正保元年(1644)2月に築成して佃島と名

付けるなど、佃島の成り立ちや、代々佃島の名主を努めたことなどが刻まれていま

す。これらは佃島の造営を語り伝える貴重な資料といえます。(中央区教育委員

会)

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