営業部長の農業日記

「ひなだいの夢2000だより」

米と小麦のバイオ・セッション

2013-12-21 | 日記
12月20日高松市環境プラザにおいて「米と小麦のバイオ・セッション」の意見交換会に参加しました。
マインマイム奥州(岩手県奥州市)は、米からエタノールとエサなどを作る地域循環プロジェクトで、佐藤さん、及川さん、酒井さんが参加されていました。休耕田を利用して「つぶゆたか」という品種の米を作り、それを発酵し、エタノールとエサを作ります。「つぶゆたか」は、10アール当たり60㎏×11=660㎏採れる名の通り豊かな穂(350粒)をつける米です。栽培も簡単だそうで、完熟の鶏糞を10アール当たり70㎏だけで済むそうです。
私からは、2007年から取り組んでいる「さぬきの夢2000」と2012年からの「さぬきの夢2009」について、感性工学会の原稿をもとにお話をしました。もちろん、現在亀阜幼稚園で活躍中の生ゴミ処理機「もぐもぐはうす」も紹介しました。
うどんまるごと循環コンソーシアムは、うどんやさんで捨てている残さを原料にエタノールを作るプロジェクトで、高松南部商店街で出るうどんカスをちよだ製作所でエタノールに変え、それでバイオマス発電を行うものです。
意見交換会後、ちよだ製作所を見学に行きました。実験プラントどころではなく、本格プラントでした。蒸留塔も22mの高さがあり、避雷針を設けていました。そこには10年前に試作した追尾型太陽光発電もあり、立派に稼働していました。