時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(226) 複線の線路かと思ったら…

2009年11月16日 03時42分58秒 | 過去になる現在
 大阪市旭区赤川と東淀川区菅原間の淀川に架かる赤川仮橋。

(2009年10月25日撮影)

 結構橋から離れたところまで行ったつもりだったが,全長600m近くある橋の全景を収めることはできなかった。(撮影は東淀川区側から)
 橋の旭区側。

(2009年7月1日撮影)

 線路の隣が人と自転車が通れる木製の橋になっている。

(2009年7月1日撮影)

 複線の計画で作った橋の使わなかった側を人や自転車が通れるようにしているようにも思える。
 現在は・・・

(2009年10月4日撮影)

 貨物線なので,単線でいいのかもしれない。今は人を扱うおおさか東線として整備がされている途中であり,そちらが開通すると人や自転車の通路は無くなってしまうかもしれない。
 旭区側の入口の側面には・・・

(2009年10月4日撮影)

 河川法許可標識板が付けられている。大阪市がJRから借りている形なのだろうか?市道の扱いになっている。
 東淀川区側の入口。

(2009年7月1日撮影)

 橋が終わるとすぐに踏切になっている。
 そして堤防の下は・・・

(2009年7月1日撮影)

 兵庫県尼崎市の水道局の柴島(くにじま)取水場がある。府外とはいえ,大阪市の隣の市だ。それでも突然,尼崎の字を見たときには驚いた。水源の琵琶湖が京阪神の水がめと言われる理由が分かる。

 旭区側の橋の下へ行ってみると・・・

(2009年10月4日撮影)

 真下から上を見上げてみる。

(2009年10月4日撮影)

 列車通過中は怖そうだ。
 人道橋の方。

(2009年10月4日撮影)

 床の隙間が見える。
 入口の標識にもあるように自転車は押して渡るように書かれているが,600m近くに及ぶ長さということもあり,押している人は少ない。通過するたびに木製の床がガタガタと音を立てている。
 床を見てみる。

(2009年10月4日撮影)

 補修の跡も多く見られるが,端の方が欠けている場所も多い。
 床の隙間から・・・

(2009年10月4日撮影)

 川の水面が見えるところもある。高所恐怖症の方にはかなりのスリルになるだろう。

 大阪市とは思えないぐらいののびのびとした光景が見られる。
 数年後,大阪東線が開通したら,この橋も鉄道の専用になるのだろうか。
 もしそうなった場合,人や自転車が淀川を渡るためには・・・

(2009年10月4日撮影)

 下流側は奥に見えるアーチ上のもののさらに後にある長柄橋まで。

(2009年10月4日撮影)

 上流側は,菅原城北大橋まで迂回しなければならなくなる。
 どちらに行くにせよ,そこそこの距離がある。そう考えるとこの橋の有難味が分かる。
 最近になって橋にこんな貼り紙がなされるようになった。

(2009年10月21日撮影)

 通行の妨げになる行為。こうして橋の写真を撮っていることも通行の妨げかもしれない。(前後の通行人を確認して,できるだけ人がいないときに撮影はしているが・・・)くわえタバコと具体的なことが書かれていたものと比べると曖昧な内容だ。

 場所が使いやすいこともあるが,この橋の雰囲気が好きなので,東淀川区に行く時にはほぼ毎回通っている。

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