時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(No.22) 原点

2008年11月16日 03時26分22秒 | 旅・散策の足跡

ブログを書き始めて4週間目になる。
このブログで紹介している場所は,遠くの場所はバスや鉄道などを利用しているが,比較的近い場所(鹿児島市近辺とか)は自転車で撮りに行っていることが多い。

 このブログを始める以前にも自転車でそこそこ距離があるところに出かけることがよくある。その一番の原点は小6のときに体験した団体での「サイクリングキャンプ」(桜島・垂水猿ヶ城渓谷)や中2のときに友達と5人ぐらいで友達がかつて住んでいた「西陵」に自転車で出かけたりしたことだろう。
 高校生のときも休日などは市内の平川から吉野や緑ヶ丘までいろんなところを自転車で回っていた。
 初めて一人である程度の距離を出かけたのは,高3,8月の指宿方面であった。
 このときのことを振り返ってみたい。

 8月8日の13時40分ごろ七つ島のサンライフプールの付近まで自転車で来ていた。その日は不思議と今まで行ったことのないところまで行こうと思った。はっきりとは決めていなかったが,何となくいけたら指宿までと考えていた。
 そのため,何かあったときはJRで帰って来ればいいと考え,指宿までの片道料金の970円に少し加えた1000円と少しをポケットに,あと,念のためにテレホンカードをバッグの中に入れた。
 国道226号をひたすら下り,喜入に着いた。まだ時間は十分にあった。
 行けるなら行ってしまおうとそのまま指宿に向かった。当時は喜入町はもう鹿児島市となっていたため,鹿児島市の縦の長さを感じつつも指宿市へ入った。
 15時50分ごろ,宮ヶ浜駅に着き,軽く休憩をとった。ぜひ自分の足で踏んでみたいと思っていた宮ヶ浜駅であったが,そのとき見た駅は期待していたものと大きく違った。(このことについては別の記事で宮ヶ浜駅を取り上げたい。)
 そして,16時15分,約3時間をかけて,指宿駅へたどり着くことができた。(上の写真はこのときのもの)
 かつてはオレンジ色の駅舎で,派手な駅というイメージがあったが,だいぶ印象が変わって見えた。
 時間の関係もあり,急いで引き返すことにした。17時10分に旧喜入町の中心部,19時ごろに家にたどり着いた。
 高3の受験勉強をしなければならない中でこんなことをしてしまったのもいい思い出だった。市外への遠出はこれが最初だと思い込んでいたが,その1週間前には姶良町の帖佐まで行っていたことがパソコンの画像をあさっていて分かった。多分,これで自信がついて指宿にいこうという原動力になったのかもしれない。

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