時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(No.121) 東京のものほどは…

2009年05月06日 23時56分40秒 | 過去になる現在
 中央郵便局の移転がニュースで取り上げられていたが,頻繁に取り上げられているのは東京のものなので,こちらの移転は大したことはないのかと思っていた。
 駅のすぐ近くにあり,旅の途中に利用することもあった。
 列車待ちの間に急いで利用した程度であったことに加え,内部の一部はおそらくリニュアルされたものであるためかあまり古い建物として思っていなかった。
 先日,この郵便局の前を高校の同級生と通りかかったときに,東京と比べて移転が問題にならなかった方だということを聞いてその局舎のもつ意味を知った。
 ということで,現在の局舎での営業が最終日となる日に近くを通ったので外観を見てみた。

 局舎の真向かいの交差点から。

(2009年5月5日撮影)
 
 上に行くほど窓が少なくなるのが特徴らしい。

 駅の入り口の方から。

(2009年5月5日撮影)
 
 建物が隠れない場所はなかなかなかった。

 駅側の入口の一つにあるポスト。

(2009年5月5日撮影)
 
 万国郵便連合加盟100周年を記念するポストのようだ。
 1877年-1977年とあるので,1977年からあるのだろうか?
 このポストも今後利用できなくなるようだが,何らかの形で残されるのだろうか。

 移転先となるビル。


(2009年5月5日撮影)
 
 駅からの距離は少し離れてしまう。

 旧局舎は高層ビルに生まれ変わり,その一部に旧局舎を何らかの形で残すようだ。その保存方法をめぐっても今後動きがありそうだ。

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