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急な発案で決まった集会。「財政危機」をテーマにルートが組まれた。もちろんここでとりあげた全てがその要因というわけではない。個々の訪問地は個別の記事で取り上げる予定。なお,画像は必ずしもその日意外に撮ったものもあり。2000円で市バス・地下鉄全線と私鉄の一部区間に乗れ,いくつかの観光施設へ入場可能なチケットを利用した。
14時ごろ九条駅集合。
同行者のO氏は定刻より早く着いたらしく,既にこの辺りの様子を見ていたようだ。そして,「ここが集合だけど何かあるのか」と尋ねてきた。
集合場所としての意味は,阪神から地下鉄への乗換えだった。
しかし,もちろん九条にも見るものがないわけではない。
阪神線開通までのゴタゴタに関わる場所や夜に備えて「料理組合」の意味が分かりそうなところを一通り歩いた。(検索サイトにかけてもこの意味が1ページ目から出てくるのにはびっくりした。)ここの料理組合は夜行くところと比べればまだ規模の小さい方なのだが,暖色系のライトに照らし出された女性が玄関から顔を出している光景にはO氏も驚いたようだ。
駅から少し入った郵便局のほぼ隣からこのような光景が見られるところもそんなには多くないだろう。(間違っても店の中は撮影されないで下さい。)
地下鉄に乗って,大阪港へ向かう。
下の画像,地下鉄と阪神の九条駅のホームだがどちらがどちらか分かるだろうか?
もちろん,こう書くぐらいなので,言葉と反対の結果になっている。
次の弁天町駅に至っては地下鉄が高架上のJRの線路の上を通るため,とても地下鉄とは思えない高さになっている。
途中,「大阪ドーム」や「弁天町オーク200」を車窓に見ながら大阪港駅まで乗車。(「」『』をつけた施設にはある共通点があります。)地下鉄大阪港駅から天保山の方へ歩く。
『マーケットプレイス』『大観覧車』や『海遊館』も通りながら,クルージングの船着場へ向かった。
この船に乗って大阪港を1周する。通常なら1600円かかるクルーズだが,パスの効力で乗船できる。
大阪市のベイエリアを一通り見わたせる。
後で行く予定の南港地区。「WTC」「海の時空館」等の姿が見える。
「大正区鶴町の埋立地」なども見えた。
クルージング後,時間も押していたので大阪港駅へ戻り,地下鉄で海底トンネルを通ってコスモスクエアへ。先程見えた「海の時空館」へチケットの効力で入れるということで行ってみた。
ドームは陸地からは離れており,手前にある建物から地下2階の深さのトンネルを通っていく。その地下トンネルからは天井の穴から海の中が見える。さきほどのクルーズで見えた海の表面と比較してみたい。
意外にも魚の姿を見ることができた。しかも,結構な頻度で現れた。周りにいけすか水槽がないかと思わず疑ってしまった。
閉館時間1時間前に行ったので,全てを見ることはできなかった。実は馬鹿にする目的で行ったのだが,同業者のOも自分も施設をもっとみたいと感じていた。もちろん,他の人の反応がこの通りになるとは思っていない。入館者の割にはスタッフが多く,丁寧に案内もしてくれた。人件費も惜しまないようだ。最寄り駅からそこそこ遠く,周りにもこれといってみるものもないので立地面もあまりよくはない。
コスモスクエア駅に戻り,今度は「ニュートラム」に乗って隣のトレードセンター前駅へ。「ATC」の中を通り,「WTC」の展望台へ。先程は船の上から見た景色を252mの高さから見た。展望台へつながるエスカレーターでクルーズ,時空館と一緒だった外国人の親子とまたすれ違った。よく考えると,この3施設区をめぐるルートが周遊パスのモデルルートとして紹介されていた。ここから先もモデルエリアと同じ方面へ行くのだが,普通の観光では行かないエリアに行くので,「次もあの親子に会ったらすごいね」と言っていた。
さて,その後のルートだが,「ニュートラム」で住之江公園まで行った。駅に入る前には「オスカードリーム」の建物が見えた。地下の四つ橋線に乗り換えた。花園町駅で降り地上へ。出て道路を挟んだ向かい側にあったスーパー玉出を紹介した。やはりあの外観と電飾には驚いたようだ。ここからは花園北商店街を通って萩ノ茶屋駅へ向かった。少し違った雰囲気をOも察したようだった。
駅へは高いところから周囲を見る目的で入場したが,列車がすぐに来そうだったので隣の新今宮まで乗っていくことにした。新今宮駅も南海側の構内へは初めて行ったのだが,なかなかのビューポイントがあった。いずれ以前書いたこの駅に関する記事も再編集したい。パスの効力での乗車だったが600mぐらいしかないこの区間を乗る客もそういないだろう。もちろん,例の親子にも会うことはなかった。
駅を出た後は,信号を渡って職安の前へ。場に合わない環状線の大音量のメロディを聞きながらあるコンビニへ。トイレの前の貼り紙を見て,この辺の状況を察してもらった。その後,警察署へ向かう道に入る前にOに写真を撮る時は気をつけてというと,気をつけないといけないのはそっちではと返ってきた。ごもっともだ。しかし,撮る場所や撮るタイミングなどには結構注意を払っている。駅の改札の中などからは撮影にいちゃもんを付けられる可能性は絶対とはいえないが低くなる。一方,素性を知られたくない個人に向けてや感情を逆なでするような撮影の仕方はよくないし,危険だ。博物館などの撮影禁止と違い,無用なトラブルを起こさないための撮影注意だと考えれば理由が分かりやすいのかもしれない。公共施設などとっても大丈夫というものもあるが,撮っているものを誤解される危険も考えないといけないかもしれない。
警察署→消防署→公園→(折り返し)→駅→スーパーと行き,飲み会会場のある地区へ。
大門跡を入り,「おにいちゃんどうぞ」の声も聞きながら,嘆きの壁まで行き,壁の上の「阿倍野再開発地区」と比べながら,折り返して会場へ。ここで(特に店内を)写真撮影をすると「や」の方が飛んでくるそうです。
この地区の要点エリアを巡り,店へ。この店は本当の意味での料亭なので特例で内外撮影が可能。
時間無制限で,夏なのに鍋料理を。
飲んだ後は店内の見学もできた。こちらについてはまたいずれ・・・(→こちらの記事で紹介)
帰りも,周辺の雰囲気を少し味わって帰ることに。「おにいちゃん2人まとめてどうぞは」考えるほど謎の言葉だった。商店街の中を通って,かつての駅跡を抜け,動物園前駅へ。入口は多いのだが,一番遠くにある「フェスゲ」の下にある入口へ。未だに地下で直結しているのに驚いた。
地下鉄を乗り継ぎ,桜川駅へ。
ここも地上と地下で別世界のようになっている。
地上。
もう営業は終了したようだ。駅舎もホームレスの進入対策かシャッターが閉まっていた。
地下。
まだ,開業して3ヶ月と少しということがあって新しい。
時間が遅かったので,地上の路線が残っている理由をに触れて終わりだった。大阪市の鉄道交通の問題について考える素材になる場所だ。JR難波と合わせて次回に回すことになった。阪神桜川のホームにて解散。
前回の鶴橋と合わせると普段知らない大阪の側面が分かるコースになったようだ。財政との関わりは【公共事業・ジンケン(掛詞)】の2つの費用負担を感じられるコースに思っていた以上になっていたと後からこの記事を書いて気付いた。いくら大都市とはいえ,結構な負担になっていそうだ。
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