大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

ノングルテン米粉100%のレシピ本

2008-09-26 14:36:38 | ノングルテン~米粉のパン・麺・おやつ
白神こだま酵母の故郷、白神山地は今からおよそ8000~9000年

ほど前の縄文時代から、そのブナ林が形成され始めたといわれています。

その豊かな森によって、たくさんの微生物たちの命が育まれ、

またたくさんの微生物たちが、より豊かな森を育んできました。



そして、日本の稲作はそれより少し後れて弥生時代に始まりました。



連綿と・・・時を越えて・・・


戦後、あっというまに日本の食文化は「米」から「小麦」に変わり、小麦が

三大アレルゲンになりました。


パンが食べられない・・・うどんが食べられない・・・パスタも、餃子も

ケーキも・・・・。


そんな時代を迎えました。


でも・・・お待たせしました!!

白神こだま酵母が、ノングルテンでおいしい米パンを焼いてくれます。

太古の昔に命の端を発した、小さな小さな「酵母菌」はいつか米と出会う

ことを知っていたかのように、ふんわりとしたパンを焼いてくれるのです。

それはまるで・・・同じ故郷を懐かしむかのように・・・。



そして、ノングルテンの米パンは、翌日にはどうしても硬くなってしまうという

難点もありましたが、私の研究の結果・・・・翌日もやわらかく召しあがって

いただくレシピを開発することができました。

それも・・・自然の「命」をいただくことで・・・。


そんな、ノウハウを全部詰め込んだ「ノングルテン米粉100%のパン」レシピ

が、今年の11月末~12月の間に、農文協から出版されることとなりました。


おそらく、今までにないレシピ本になっているはずです。

ノングルテンにこだわったのは、あくまでも小麦アレルギーに配慮したかった

からですが、出来上がってみれば純粋な米のうまみが素直にいきていて

誰でもが単純に「おいしい!!」と思えるものばかりです。


新たな「米の食文化」が、ここから始まってくれると嬉しいのですが・・。


皆様、もうしばらくお待ちください。




そんなわけで、撮影や準備や原稿などに追われていました。

まだ・・・ちょっと・・原稿は残っていますが・・・。

がんばります!

本当に!!

お楽しみに!!!


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