三連休も終わって、今日からうちの学校には教育実習生がやってきました♪
もう、めちゃくちゃフレッシュ。ぴちぴち。かわいい。
実は私、先生になりたいと思ったのは教育実習が終わってからです。
教育関係の学部に入ったのも、まだその時にはなりたいものが決まってなくて
「教育なら全科目広く浅く勉強できそうだから、
その中で得意なものをみつけていけばいいかな」って思ったから。
むしろ「先生にはあんまりなりたくはないけど…」って思ってたくらいでした。
で、そんな気持ちのまま大学3年生になり、
ちょっと興味のある職業もできた頃に教育実習開始。
正直、「私は先生になるわけじゃないけど、まあこれも社会勉強だよなぁ」
とか思いながら実習が始まりました。
最初の1週間は慣れない生活リズムと、生活環境にぐったり。
7歳や8歳の子とどんな話をしたらいいかも感覚がつかめなかったし、
他の先生の授業を見てても「私にはできない。。」と思っちゃう。
しかも大学生活では頭と体力と気を一気につかうことはなかったから、もう毎日くたくた。
(頭だけ、とか体力だけ、とか、ばらばらでも大してつかってなかったけど)
だから、一週間が終わったときには
「長かったな。。これがあと3週間か。。
やっぱり私、この仕事に向いてないのかもな。。。」って思いました。
でも、次の週の途中から、子どもの名前もようやく全員覚えて
授業もするようになって、慣れてくると少しずつ楽しくなってきました。
子どもの言い出すことは突拍子もなくて、新鮮で、面白かったし
何よりかわいかったし、本当にハードな毎日だったけど、
気がつけばあっという間に時間が過ぎていきました。
最後の一週間なんてもう毎日
「この子たちともうすぐお別れなんて。。」って思うと涙が出そうでした。
最終日は本当に泣けてきてどうしようもありませんでした(TOT。。
そんなわけで、
ここに書き出せばきりがないくらいの思い出を胸に教育実習を終えて大学に戻り
たしかにハードだった生活とも別れて一気に楽になったんだけど
何か物寂しい。物足りない。
なんか、胸にぽっかり穴が開いた感じ。
できれば、あと1ヶ月でも半年でも実習してたかったと思いながら、そうはいかない。
それで私も、
「また毎日で過ごす生活に小学校に戻ってみるのも悪くないな」と思ったわけですよ。
で、結局今に至るわけですよ。
だから、人生本当にどこにきっかけがあるかわからない。
よく考えたら、一緒に実習した友達と最初に顔を合わせたとき
「私、教員志望じゃないんだ」 「あ、俺もそうだよ」
みたいな会話をしてたのに、結局4人揃って先生(一人は幼稚園だけど)になった。
だから、今回来た実習生ももしかしたら教員志望ではないかもしれないけど
来た限りは楽しんでいってほしいなぁと思います。
無理して「楽しもう」としなくても、マイペースに。
それで「教員になりたい」と思っても「やっぱりなりたくない」と思ったとしても
それは人それぞれの考え方や感じ方の違いがあってあたりまえだし
どっちの気持ちも実習の成果であって。
というわけで私もまだ新米すぎるから何もできないけど、
影ながら応援してます(うざい?)
大変だと思うけど適度に気を抜きながらがんばってね★