5月30日、
白井市通学路に3μSv/h超の「黒い物質」の該当箇所の「除染作業」が行われました。
しかし、残念ながら
地表5cm 除染前3.03μSv/h→除染後1.64μSv/h
地表50cm 除染前0.88μSv/h→除染後0.79μSv/h
地表1m 除染前0.68μSv/h→除染後0.54μSv/h
(上記数値はいずれも白井市役所所有アロカによる公式数値)
除染後、私が自分の線量計で「地表」で計測しても
1.07μSv/hという結果でした。
これを「半分に減った」と喜ぶのか「半分も残った」と思うかは、個人の主観とは言えないような気がします。
想像していた「除染作業」とは異なり、
クワで舗道表面の土を剥ぐ
スコップで該当箇所の土を掘る
竹ボウキで掃除をする
という作業でした。
作業後の現場。洗浄は行われませんでした。
白井市の職員さんが「アロカ」を使って地表5cmの放射線量を計測。ストップウオッチなどは使用していないようです。
以下、環境省の除染ガイドラインと作業の様子を比較してみます。
環境省「除染等の措置に係るガイドライン」(平成23年12月)PDFリンク
立ち入り制限
不特定多数の人が立ち入ることが想定される場合には、作業場所 にみだりに近づかないように、
カラーコーンあるいはロープ等で 囲いをして、人や車両の進入を制限します。
飛散防止
除染作業に伴って放射性物質が飛散する可能性がある場合には、 除染範囲の周りをシート等で囲うか、
飛散防止のための水を撒く などして、そのエリアにロープ等で囲いをします。
標識
不特定多数の人が立ち入ることが想定される場合には、除染作業中であることがわかるように、看板等を立てます。
(fromCS見解)
残念ながら今回、上記のガイドラインはどれも実行されていませんでした。(ガイドライン2-35,36参照)
【測定点2】
ガンマ線測定を行う場合は、測定点の表面から 1cm(検出器部分と測定点の間に指が1本入る程度の高さ)、
表面から 50cm、表面 から 1m の高さの位置での空間線量率を測定します。
(fromCSの見解)
地表との最短計測距離のガイドラインは1cmのようですが、今回は5cmで測定していました。(ガイドライン2-40参照)
3.除染方法
除染の段階としては、まず、手作業等で比較的容易に除去できる堆積物を取り除き、 それでも除染効果が見られない
場合は、高圧洗浄(例:15MPa)や土地表面の被覆、あるいは削り取りを行います。
各段階で、測定点1における空間線量率を測定し、1m の高さの位置(幼児・低学年児童等の生活空間を配慮し、
小学校以下及び特別支援学校の生徒が主に使用する歩道橋などでは測定点から50cmの高さの位置)での空間線量率が
毎時 0.23 マイクロシーベルとを下回っていればそれ以上の除染は原則として行いません。
(fromCSの見解)
「除染」後、以下の放射線量でしたが、洗浄等、より数値を下げる作業は行われませんでした。
数値変化
地表5cm 除染前3.03μSv/h→除染後1.64μSv/h
地表50cm 除染前0.88μSv/h→除染後0.79μSv/h
地表1m 除染前0.68μSv/h→除染後0.54μSv/h
以上です。みなさんのご意見をお待ちしております。
大切なのは声をあげること。
職員さんのご苦労は承知しておりますが、どうやら除染専門業者(がいるのか分かりませんが)の作業が
必要なのかもしれません。
今回の作業を行ってくださった職員さんは、事務方さんです。
白井市の除染への取り組みはまだ始まったばかりなのです。
だからってもう少しマニュアルに沿って実行しないと効果が見えてこないと思います。
白井市通学路に3μSv/h超の「黒い物質」の該当箇所の「除染作業」が行われました。
しかし、残念ながら
地表5cm 除染前3.03μSv/h→除染後1.64μSv/h
地表50cm 除染前0.88μSv/h→除染後0.79μSv/h
地表1m 除染前0.68μSv/h→除染後0.54μSv/h
(上記数値はいずれも白井市役所所有アロカによる公式数値)
除染後、私が自分の線量計で「地表」で計測しても
1.07μSv/hという結果でした。
これを「半分に減った」と喜ぶのか「半分も残った」と思うかは、個人の主観とは言えないような気がします。
想像していた「除染作業」とは異なり、
クワで舗道表面の土を剥ぐ
スコップで該当箇所の土を掘る
竹ボウキで掃除をする
という作業でした。
作業後の現場。洗浄は行われませんでした。
白井市の職員さんが「アロカ」を使って地表5cmの放射線量を計測。ストップウオッチなどは使用していないようです。
以下、環境省の除染ガイドラインと作業の様子を比較してみます。
環境省「除染等の措置に係るガイドライン」(平成23年12月)PDFリンク
立ち入り制限
不特定多数の人が立ち入ることが想定される場合には、作業場所 にみだりに近づかないように、
カラーコーンあるいはロープ等で 囲いをして、人や車両の進入を制限します。
飛散防止
除染作業に伴って放射性物質が飛散する可能性がある場合には、 除染範囲の周りをシート等で囲うか、
飛散防止のための水を撒く などして、そのエリアにロープ等で囲いをします。
標識
不特定多数の人が立ち入ることが想定される場合には、除染作業中であることがわかるように、看板等を立てます。
(fromCS見解)
残念ながら今回、上記のガイドラインはどれも実行されていませんでした。(ガイドライン2-35,36参照)
【測定点2】
ガンマ線測定を行う場合は、測定点の表面から 1cm(検出器部分と測定点の間に指が1本入る程度の高さ)、
表面から 50cm、表面 から 1m の高さの位置での空間線量率を測定します。
(fromCSの見解)
地表との最短計測距離のガイドラインは1cmのようですが、今回は5cmで測定していました。(ガイドライン2-40参照)
3.除染方法
除染の段階としては、まず、手作業等で比較的容易に除去できる堆積物を取り除き、 それでも除染効果が見られない
場合は、高圧洗浄(例:15MPa)や土地表面の被覆、あるいは削り取りを行います。
各段階で、測定点1における空間線量率を測定し、1m の高さの位置(幼児・低学年児童等の生活空間を配慮し、
小学校以下及び特別支援学校の生徒が主に使用する歩道橋などでは測定点から50cmの高さの位置)での空間線量率が
毎時 0.23 マイクロシーベルとを下回っていればそれ以上の除染は原則として行いません。
(fromCSの見解)
「除染」後、以下の放射線量でしたが、洗浄等、より数値を下げる作業は行われませんでした。
数値変化
地表5cm 除染前3.03μSv/h→除染後1.64μSv/h
地表50cm 除染前0.88μSv/h→除染後0.79μSv/h
地表1m 除染前0.68μSv/h→除染後0.54μSv/h
以上です。みなさんのご意見をお待ちしております。
大切なのは声をあげること。
職員さんのご苦労は承知しておりますが、どうやら除染専門業者(がいるのか分かりませんが)の作業が
必要なのかもしれません。
今回の作業を行ってくださった職員さんは、事務方さんです。
白井市の除染への取り組みはまだ始まったばかりなのです。
だからってもう少しマニュアルに沿って実行しないと効果が見えてこないと思います。