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「開運!なんでも鑑定団」あれこれ

2007年03月06日 | Weblog
・開運!なんでも鑑定団‥テレビ東京系のバラエティ番組
・放送開始は1994年4月19日

・この番組から、いわゆる鑑定ブーム、骨董品ブームが起きた。

・テレビ東京では異例の視聴率20%超えを1995年~1996年にほぼ毎週記録し、かつてお化け番組といわれた裏番組の『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ)を終了に追い込んだ。

・オープニングテーマ曲にはビートルズの『Help!』 鑑定中の音楽には『おそ松くん(1988年のアニメ第2作)』のBGMが使われている。

・民放連賞優秀賞受賞 橋田寿賀子賞受賞


●出演者
・司会
島田紳助・石坂浩二

・アシスタント
吉田真由子・山内木の実(初代)

・出張!なんでも鑑定団 進行役
松尾伴内・住田隆

・コンパニオン~出張!なんでも鑑定団 アシスタント
青木直子・新妻さと子・永浜いりあ・橋本かれん

・幻の逸品買いますリポーター
福下恵美・大道寛子・平手舞・片岡明日香・相沢礼子・伊藤雅
(過去)
さまぁ~ず・浅草キッド・なぎら健壱・春風亭昇太・極楽とんぼ・桂小枝風見しんご・越前屋俵太・遠峯ありさ(現:華原朋美)・彦摩呂・大東めぐみ・かつみさゆり・朝岡聡・辻よしなり・梶原しげる・志賀大志・石田靖


●鑑定士
・番組開始当初は最初のCM明けに本日登場の鑑定士を紹介するVTR「鑑定士軍団データファイル」が放送されていた(1999年3月まで)
・同じく、特殊な鑑定品の場合は「古文書解読団データファイル」なるものも放送されたことがある。

・レギュラー(2007年現在)
☆中島誠之助(陶磁器)
1938年東京生まれ
日本大学農獣医学部水産学科(当時)卒業
古伊万里など東洋古陶磁器を世にひろめる。
数十年にわたる「骨董屋からくさ」の経験をもとに、古美術鑑定家として活躍する。
1980年に「南青山骨董通り」を作詞。これが東京の青山にある「骨董通り」の由来になり名付け親。
決めセリフの「いい仕事してますね」で1996年度の「ゆうもあ大賞」を受賞。古伊万里磁器を世に広め、中島の鑑定によって「日本の古伊万里鑑定額の相場が決まる」といわれている。この決めセリフはなかなか口にすることはない。

☆北原照久(玩具、レトロ、キャラクター商品)
1948(昭和23)年東京生まれ 青山学院大学卒
世界的なティン・トイ・コレクターとして知られ、1986(昭和61)年、横浜にブリキのおもちゃ博物館を開く。キャラクター・グッズなどにも目利きぶりを発揮する。ポール・マッカートニーをはじめ世界の有名人とも親交がある。
マニアものならオレにまかせろ!鑑定歴31年

☆安河内真美(古書画)
1954年生まれ 福岡県北九州市出身
1977年 上智大学ロシア語学科卒業
銀座のギャラリーに勤務。
1979年 アメリカへ留学。
帰国後、東京の老舗古美術店で美術商としての修行を積む。
1985年 東京六本木に古美術「洗心」をオープン。
1996年 「開運!なんでも鑑定団」鑑定士として掛け軸など日本画を担当
江戸時代を中心に狩野派、琳派、円山四条派等日本の古画を得意とする。趣味は旅行、食べること、映画を観ることなど。

☆阿藤芳樹(デコラティヴアート)1954年 東京都生まれ

☆永井龍之介(現代洋画、日本画)1956年 東京都生まれ

・セミレギュラー
☆田中大(古書画、古典籍、近代絵画) 1964年 京都生まれ

☆木澤雅博(アンティーク玩具) 1954年 岡山生まれ

☆高橋宣雄(切手)ほか S6.11.12 愛媛県生まれ

☆柴田光男(日本刀) T12.8.8 東京都生まれ

☆澤田平 (古式銃・和時計) S10.5.8 大阪府生まれ

(過去)
☆渡邉包夫(故人)(日本画)…千葉県夷隅郡大多喜町出身
生家の「渡邉邸」は指定文化財。
通称鑑定士の最長老で、横山大観の弟子である。番組の前身であるよみうりテレビ「EX OSAKA」での企画から出演していた。渡邉の死去時には番組のオープニングで追悼企画が放送され、やくみつる画の渡邉の似顔絵も披露された。撮影の度に大多喜から上京していた。しょうもない品物に対する「これはいけません」というセリフは印象的で、現在でも島田紳助が「なくなった渡邉先生が・・・」と引用するときがある。石坂浩二も亡くなってしばらくは『渡邉人形』を喪章代わりに付けていた。

☆石井久吾(書画)…渡邉の門下生

☆安岡路洋(民芸品)

☆前野重雄(スポーツ用品)…スポーツグッズ店「流体力学」経営

☆岩崎紘昌(西洋アンティーク)ほか



●2005年9月27日放送:柿右衛門様式の壺
鑑定依頼人:モーリッツ・ヘッセンさん
エピソード:依頼人のモーリッツさんはかつてヘッセン州を治めていた一族の末裔。17世紀に中国や日本から磁器を買い集めたヴィルヘルム8世を始め、先祖が集めた数々のお宝を持っている。そのお宝を鑑定すべく鑑定士、中島・阿藤がドイツを訪れる。次から次へと出て来るお宝に両鑑定士もびっくり、お宝の飾り方もユニークである。その中でも特に素晴らしい初期柿右衛門様式のツボがスタジオに登場。
・本人評価額:¥100,000,000→鑑定士総評:¥500,000,000
1670年代に初代柿右衛門と柿右衛門家の人々により製作されたもの。山水の線がハッキリして、そこに紐を無造作にかけても邪魔になっていない。釉薬が極端にうすいため、絵具の色がハッキリ出ている。国宝レベルと言っても過言ではない。


●放送日時:2004年4月6日放送:金板経
鑑定依頼人:池田さん(長野県)
エピソード:骨董コレクターという依頼人は、10代とのころから骨董を集め始め、収集歴は70年。今まで骨董に幾ら使ったかも判らないという。5年前に建てたコレクション専用ルームは昨年一杯になり、家中骨董に埋め尽くされ今では廊下で寝ている始末。そんな依頼人のお宝は愛車のジャガー交換して手に入れたもの。そのジャガーは1944年製で3億円で譲って欲しいとまで言われたものだったが、お宝はジャガー数十台買えるだけの価値があると信じている。
・本人評価額:¥300,000,000→鑑定士総評:¥20,000
残念ながら全部ニセモノ。出来もあまり良いニセモノではない。金板経に書かれている年号は西暦730年代だが、それにしては時代が合わない。カリカリという音は金の音ではない、真鍮板を叩いて薄くした上にメッキをしたもの。経筒に緑青が浮いているが、古い緑青ではない。


●放送日時:2005年5月31日放送:尾形光琳の蒔絵硯箱
鑑定依頼人:松景さん
エピソード:依頼人は先祖代々続く穀物会社の会長さん。依頼品は、松景さんの母親が購入したもの。昭和21年、穀物商を営み羽振りが良かった松景さんのご両親のところに、財界の大物がやって来た。戦後の混乱期に日本の貴重な美術品が安い値段で海外に流れてしまうのがあまりに情けないから、是非、流出前に買取り、隠匿してほしいと頼みに来たのだ。派手な蒔絵が好きだった母親は、当時家が何軒か建つくらいのお金で10点の蒔絵の箱を購入。そのうちの一個に、なんと有名日本画家の銘が!!依頼人はあちこちの美術館をまわりこの画家の硯箱を見てきたが、自分の持っているものが一番素晴らしいから本物だと確信。国宝だから値段はつけられないかもと心配している。
・本人評価額:¥300,000,000→鑑定士総評:¥300,000
光琳がひとつの作品の中に2つの画材を取り入れることは無い。また、螺鈿の貝の丸み部分の貝を切っているが、光琳は厚い貝を削って丸みを作る。よって依頼品は明治頃に職人たちが自分たちの腕を上げるためにまねて作ったものか。


参考にしたHP
http://www.melma.com/backnumber_37767_1647258/
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/
http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2005/09/post_1c6f.html
ウィキペディア(Wikipedia)


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