テニス三昧の6日目、桜の練習日なので11時過ぎには智光山公園のコートへ。すでに乱打が始まっていて、メンバーも足りていました。「ならば、きょうは休養日だ」と予定を変更して散歩に出かけることに。上空にはヘリコプターが大きなエンジン音を響かせて飛び回っています。横田基地に着いたばかりのトランプ米国大統領が、智光山近くのゴルフ場で安倍首相や松山選手ともにラウンドするからです。
歩きながら空を見上げて数えると、ヘリは４、5機。ゴルフ場を空から警戒しているようです。ここでささやかな好奇心が湧いて「ゴルフ場を覗きに行く」ことにしました。サイボクハムに抜ける道路では車を一台一台とめて検問も行われていましたが、徒歩だからか「どちらへ」と誰何されることもなく15分ほどでリバーがいつも使っているJACPAコートに到着。ゴルフ場のフェンス越しに「何とか2人の姿をとらえたい」というテレビ局のクルーが何組かいましたが、2人のプレーが見えるはずはありません。当たり前のことです。
帰り道、智光山体育館脇の木立の根元で見つけたのがこの花。鮮やかな花色だったので、最初は「造花が捨てられているのか」と。高価なスパイスになる赤い長い3本の雌しべを確認して「サフラン」だと気付きました。道を挟んで反対側の畑地で栽培されていたものが、抜かれて捨てられたあと花開いたのかも。「生きる」という花の強い意志を見たようでした。
（64蛍）