1月3日、桜井市にある聖林寺と安倍文殊院に亜族と初詣に行きました。
2日に行く予定でいたが、2日は時折、あられや雨が時雨れる寒い一日で、3日に延期、この日は日差しも穏やかで、風もなく、初詣にちょうど良いお天気でした。ちなみに、このブログを書いている今日は、木枯らしがピュウピュウととても寒い一日です。
桜井駅から、聖林寺に向かって歩いていくと、途中、等弥(とみ)神社があり、まずそこにお参りしました。境内はこんもりとした森に包まれて、麓から神武天皇ゆかりの鳥見山まで一時間くらいで往復できるそうです。今度行くときは、是非そこにも登ってみたいですね。
等弥神社から、談山神社の一の鳥居を通り抜けて、30分余りで聖林寺に到着しました。聖林寺は、山の麓の小さなお寺ですが、そこに安置されている「国宝・十一面観音」は有名で、品のある凛としたお顔で、優雅な立ち姿はとても素敵です。本尊の石できた子安延命地蔵菩薩も大きくどっしりしたお姿です。参拝が終わって、受付で絵葉書を購入していたら、大阪から一人で来られた中年の女性の方が、このまま帰ろうか、安倍文殊院に行こうか迷われている様子、話しかけたら、そのまま一緒に安倍文殊院に行くことになりました。とても気さくな方で、すっかり打ち解けて、その方も仏像フェチだそうで、あちこち拝観した仏像の話で盛り上がりました。
安部文殊院は、快慶作の文殊菩薩が拝観できます。凛々しいお顔の仏様です。文殊菩薩は知恵の仏様ということで、初詣の人の他に合格祈願の人もいっぱい参拝に来られていました。大阪の方とは、昼食も一緒にして、結局桜井の駅まで一緒で、思いがけない楽しい出会いとひとときでした。 by スピカ
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