SAKIWAI日誌

フリースペースSAKIWAIの活動、ふきのとうの会のお知らせ、不登校・ひきこもりについて思うことなど、書いています。

朝のNHKの連ドラ「おひさま」の素敵な言葉

2011年10月15日 | 教育・子育て

ドラマはとっくに終わってしまったのに、またまた、時期遅れの書き込みです。

今、放送している「カーネーション」もおもしろくて、毎日見ていますが、前作の「おひさま」は、私が青春時代を送った信州が舞台になっていて、番組の最後に流れる写真など、なつかしくてずーっと見ていました。ドラマに出てくる、主人公を中心とした、家族、友人たち、夫婦、お姑さんや、お舅さん、近所の人、皆、とっても思いやりがあって、相手を気遣う優しい人たちで、とてもあったかいドラマでした。でも、いっぱい相談にのって、いっぱいいろいろな家族の話を聞いてきて、現実にはほとんどありえな~~いと、内心つっこみも入れていましたが、でも、ある意味、相手をいたわり、尊重していく理想の姿だから、ほっとできるドラマだったんでしょうね。

番組の最終週で、ヒロインの陽子のお父さんが、危篤状態から回復した後、陽子と茂樹を呼びよせ、「お前たちのことが、自分の子供としてだけでなく、人として好きだ。尊敬している。」と伝えます。さらに、陽子が「百白花」にもどると、ひきとって一緒に暮らしている杏子が、お金を稼ぐため、松本で似顔絵書きをして、警察に補導され、隣人だったおばさんが身元引受人になってくれてもどってきます。事情をきく陽子に、杏子はめんどうみてもらっている心苦しさを伝えると、陽子は「あなたが好きだから一緒に暮らす」と言います。

日本人はしゃいだから、好きだよ、愛しているよと、なかなか身近な家族に率直に言えないですね。でも、つらい思いをしている子どもに、親とほとんど口も聞いてくれなかったり、親を責め立てる子どもに、あなたのことが好きだよ、大切に思っていると伝えていくこと、大切だと思います。きっと、それは子どもに伝わります。

次の「おひさま」の話では、陽子の子ども日向子が、誤って手に火傷を負います。陽子は日向子の手を見て、自分を責め、自分も日向子と同じように火傷しようとします。そのとき、夫の和成がそれを止めて、陽子を叱って言います。「自分も、日向子と同じ年頃のとき、母さんが落とした包丁で怪我をした。傷は少し残ってるけれど、でも、怪我した痛みよりも、母さんが僕の足を悲しそうに見るのがつらかった、子どもは親には笑っていて欲しいんだよ、悲しそうな顔で見てほしくないいんだよ」と言います。

不登校で家にこもっている子、苦しんでいる子を見ていると、親も落ち込んで、つらそうな顔で子どもを見てしまいます。でも、子どもにとって、つらそうな親の顔を見ると、もっとつらくなって自分を責めてしまいます。できるだけ、大丈夫、お母さんもいつでもあなたの味方よと、親の笑顔を見せられたらいいですね。

by スピカ

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子ども中心、その子中心、何もしないことを保障する

2011年10月14日 | ふきのとうの会

秋も深まって、朝、晩ひんやりする今日この頃です。今日は、野山を歩こう会で柳生街道行くはずでしたが、雨で来週に延期になりました。

9月30日に、3ヶ月ぶりの会報発送があって、けっこうガンバって編集したせいか、その後、奥地さんの講演のこととか、書き込みしたいことがいろいろあったのに、気が抜けてしまってご無沙汰してしまいました。

今回の「ふきのとう」通信は12頁の大作?です。ちょっと時期遅れですが、7月23日~24日、高知で行われた全国合宿の報告や本の紹介他、行事予定、活動日誌、あとがき、です。まだ、部数がありますので、送付ご希望の方は、HPからメールください。

10月1日10時~12時に、木津川市加茂町の夢街道で、奥地圭子さんの講演「子どもから出発する教育をもとめて~不登校の子ども達とともに~」を聞きに行ってきました。午前中の講演で、JR線しかアクセスないにもかかわらず、40人近くの方が来られていました。葛飾シューレの就学旅行の帰りで、前日の夜は夢街道主宰の比嘉さんの所に泊まられ、その日は午前中の講演、お昼には東京に向かい、不登校新聞社の合宿の講師として参加されるとのこと、7月の全国合宿でも、お会いしましたが、相変わらずお元気です。そのパワーはいったいどこから、湧いてくるのか…、尊敬します。奥地さんの講演は何度もお聞きしているので、詳しくは書きませんが、あらためて、やはりいい言葉だなあと思ったことを書いてみました。

奥地さんの息子さんが不登校になって、いろいろ手をつくしてみたけれど、食事もほとんどとらず、どんどんつらそうになっていたとき、児童精神科医の故渡辺 位さんの診察を受け、息子さんと渡辺先生とで1時間あまりお話された後、息子さんが「お母さん、ぼくはぼくで良かったたんだね。」と話され、家に帰ったあと、安心しておにぎりをいっぱいに食べた話。

学校外の居場所・学び場で大切なこと…子ども中心・その子中心・何もしないことを保障すること…SAKIWAIでも心がけているけれど、ついじっと黙っている子に、話しかけたり、働きかけたりしていないか、反省です。また、家にいることを否定的にみない価値観が大切と語っていました。不登校の子や、家にこもっている子にとって、家庭が一番の居場所です。子どもが、何もしないで家にいるということを保障するということは、とても難しいことかもしれないけれど、とっても大切なことだと思います。子どもはそういう場を保障されることによって、安心して過ごすことができ、心が癒され、エネルギーを養うことができます。

by スピカ

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手芸の会

2011年10月14日 | 手芸の会

10月7日は、二名参加でした。
それぞれ個性的なコラージュができました。
11月は4日にします。時間は13時から16時。
フリルヤーンのマフラーを作ります。
持ち物は、フリルヤーン1玉 (毛糸の種類です。手芸店で聞いてください。)
棒針 (号数は糸によります。これも手芸店でお尋ねください。)

by けいとだま

1007shugei

フリルヤーンです。

Furiru


パン作り

2011年10月12日 | フリースペースSAKIWAI

Pan_2

11日のSAKIWAIではパン作りをしました。
手作りパンの素を利用して生地を作り、
チーズ、さつま芋、ソーセージなど、みんなで好きな具をトッピング。
焼きたてのパンはやっぱり美味しいですね♪

雑談のときはアニメの話なんかをしていましたが、
「魔法少女まどか☆マギカ」の話題になったときは
アニメを知らない人も話題に入ってきて、ちょっと盛り上がりました。
設定などに興味を持ってくれたみたいです。
やっぱり一世風靡した作品だけあるなあと思いました。

この日はスタッフが帰ったあとも有志で残ってお喋りしたり、
パソコンを見たりしながら楽しく過ごしました♪

(by カロン)

PS. 使用した手作りパンの素は、「SHOWA まるめて焼くだけ もちもちパンミックス 発酵いらず」 です。 子どもたちと一緒に、ワイワイ楽しく、手軽におやつパン作れていいですね。 この日は、ミーティングもあり、パンの素がもう一箱あるので、11月8日もパン作りをすることになりました。 他に、11月15日:仕事やアルバイトの話あれこれ、11月22日:お芝居教室をやることに決まりました by スピカ