小松水産オフィシャルブログ 「うまいっしょ! 来て見て食べて」

札幌市で魚屋・居酒屋・宅配&持帰り寿司店等を経営する小松水産のオフィシャルブログです。

新物の北海道産秋鮭はやっぱり最高っす!(^^)

2017-10-12 15:01:24 | 料理紹介

寒いですねえ~( ̄△ ̄;) 秋が駆け足で過ぎ去ったような感じで、冬の足音がし始めましたね。朝、布団から抜け出し難くくなりつつありますが、この程度の寒さでめげていては先が思いやられると自虐な筆者であります(笑) 寒さと言えば、寒くなってくるこれからの季節は魚屋の忙しい季節なのであります!筆者も本来業務が忙しくて本日は2週間ぶりの更新。書きたいことがいろいろあるのですが、仕事の合間をぬってボチボチと書いていきたいと思いますのでご容赦をm(_ _)m

 

さて、本日の話題は今が旬の秋鮭です。

筆者が昨日の昼食にいただいたのがこれ↓↓ 秋鮭の味噌漬焼き定食です。


生秋鮭は、焼き物・汁物・鍋・揚げ物などいろいろな食べ方で楽しむことができますが、焼いて食べるなら漬魚にするのがお勧めですよ!

今回いただいたのは味噌漬ですが、粕や糠でもOK!漬魚にすることによって水分が適度に抜けて身が締まり、旨味が増し食感が良くなります。

漬魚の素が市販されているのでこれを使ってもいいですし、インターネットでレシピがたくさん公開されていますのでそれを参考にしてオリジナルを作ってもいいかもしれませんね(^^)

ただし新物の生秋鮭は、鮭本来の旨味を楽しみたいので、漬け時間は短めの方が良いと思います。まる1日以上漬込むと折角の新鮮な秋鮭がフワフワの身ではなく固い身になってしまいますから、その点は要注意です。


昨日いただいた秋鮭の切身は、分厚くて食べ応え満点です!写真なので分かりずらいのですが、箸でつまんでいる身を口に入れただけで口の中が満杯状態になってしまって、ご飯が入りませんでした(笑)

上品な脂が適度に乗っていて、魚特有の臭みがありません。味噌の漬け具合もちょうど良く、身にはほんのりと甘みもあって、さすが新鮮な秋鮭だなと分かるものでした。というか「1年ぶりに旨い秋鮭食べたあ~!」という感激の鮭でした。


まあ、今回の秋鮭に限らず、小松水産で販売している鮭の切身は分厚いのが特徴で、これぞ魚屋の切身なのですよ。

同じ食べるなら、やっぱり美味しくて食べ応えのあるものを食べたいですよね!


ところで、秋鮭ってどんな種類の鮭かご存知ですか!?

当ブログで過去に何度か書いているのですか、秋鮭の正式名称は白鮭です。実は、日本で漁をしている鮭はほぼ白鮭で、普段スーパー等で見かける国産鮭もほとんどが白鮭です。

その白鮭は獲れる時期や大きさ・個体年齢等によっていつくもの別名が付いているわけです。その一つが秋鮭で、実は秋に獲れる白鮭なのです。

秋鮭の他の別名として、漁獲量は少ないのですが、春から初夏にかけて沿岸に寄ってくる若い白鮭が時鮭(「時しらず」とも言います)であり、産卵で戻る鮭の群れの中にごく稀に見つかる銀色に輝く若鮭で、脂肪が良く乗り身が厚く刺身にすると美味しい白鮭が、幻の鮭と言われる「鮭児」です。

また、地域によっては厳格な基準を設けて、その基準をクリアした白鮭をブランド化しているものも見られます。最も有名なブランド鮭は、日高沖の定置網漁で獲られる銀聖だと思われます。

 

 

白鮭は味では紅鮭やサーモンに劣るという意見もありますが、新鮮で良質の白鮭を食べてみればわかるのですが、全く劣っていないと思います。紅鮭やサーモンに比べると淡泊な部分があるかもしれませんが、逆に淡泊である分いろいろな食べ方を楽しむことができるわけでもあるのです。

旬には旬の物を!ということで、今が旬の生秋鮭をぜひ食べてみてくださいね!