あしどりテクテク525

書と共に歩む私の日々

熨斗袋

2008年05月25日 | 

熨斗袋にはご存知のように水引が結んであります。簡単なものには印刷されているタイプのものもありますが、水引の結び方や色の違いには意味がありますね。慶事用、弔事用と用途に応じて、きちんと使い分けましょう。

この写真は代表的な結び方ですが、結婚式や病気見舞い、災害見舞いなど再び繰り返さないという意味をこめて、真結び、あわび結び、飾り結びなどを使いましょう。しかし、見舞いなど祝儀でない場合は熨斗(包紙の右上についているもの)のないタイプのものを選びましょう。

また、出産や入学など何度あってもよい慶びごとには、ほどけても又結べる蝶結びを使います。新築や還暦、栄転なども、このタイプですね。

水引の色は、慶事と弔事では違います。慶事には紅白や金銀、金紅など、弔事には白黒や双銀など、黄白や青白を使われるところもあります。

最後に熨斗ですが、正式な祝い事のは欠かすことの出来ないものです。熨斗は本来、あわびの肉を桂剥きにして伸ばして干したものですが、現在では、それを模してつくった熨斗紙をが用いられています。弔事の場合は殺生を連想させるため、つけません。

今日は熨斗袋の使い方でしたが、次は実際に使う、表書きを書いてみましょうね。ご希望があれば、私なりに書いてみたいと思いますので…
よろしくお願いします。


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