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日本ののワインから地産地消を考える。映画ブロバンスの贈り物を観て考えた。

2017-10-14 09:00:16 | 日記

日本ののワインから地産地消を考える。映画ブロバンスの贈り物を観て考えた。


TPPでの米とワインの状況は違います。ワインといえばボジョレーなのです。


欧州ワイン、少しお安く 日本、関税撤廃提案へ EPA交渉

仏産ワイン「ボージョレ・ヌーボー」も安くなるかもしれません。

政府が欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)の交渉で、欧州産ワインの関税 を段階的になくす提案をすることにした。実現すれば、関税が占める割合が大きい低 価格ワインへの影響が大きそうです。 

日本政府は27日から5日間の日程で始まった EUとの第4回交渉会合で、ワインへの関税をなくす方針を伝えました。全輸入品に占め る関税をなくす品目の割合(貿易自由化率)は80%台後半とする見込み。逆に、 EUには、日本の自動車や家電にかけている関税をなくすよう求め、今後の交渉を加 速させるようです。 
日本は現在、輸入ワインに価格の15%か、1リットルあたり125円 のどちらか安い方の関税をかけています。たとえば、ボトルワイン(0・75リット ル)の場合、1本625円以上なら、いくら高くても1本あたり93・75円の関税 がかかる計算。 このため、安いワインほど価格に占める関税の割合が大きく、関税 撤廃の影響が大きい。 2012年度の国内でのワイン消費は約32万キロリットル と、過去最高だったが、このうち約7割は輸入ワイン。1本1千円以下の安いワイン が消費量を押し上げているそうです。

国産ワインも1本1千円以下の売れ行きが好 調で、数十円の違いが売れ行きを大きく左右する。関税が撤廃された場合、飲料大手 は比較的安いワインの輸入がいっそう増え、低価格帯の国産ワインは影響を避けら れないと推測でいます。
実際、07年に発効した日本とのEPAで関税を段階的 に削減しているチリは、日本の輸入ワインのシェアを07年の8・8%から5年間で 17・4%と約2倍に伸ばしました。安いワインが売りでEU加盟国のスペインも2 倍近くに増えており、関税が撤廃されれば追い風になりますと。 ディスカウントス トア大手「ドン・キホーテ」は「価格が安くなれば、それだけ消費も喚起される。関 税撤廃は歓迎したい」と。 輸入ワインの関税撤廃は、日本が並行して進めてい る環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、豪州やニュージーランドからも要求され ています。

ここで日本のシャトーについて述べれば、国産ワインといっても純粋に日本の畑で獲 れた葡萄での醸造酒の消費量はさほど多くないようです。 最近、やっとワイン文化が芽生えてきた程度、なんたって ボジョレー・ヌーボーの消費が日本ワインの消費量の主流で、熟成ワインより旬のワ インを好むのが、日本のワイン好きの特徴です。 関税撤廃で確かに困る方もおられるでしょうが、米と違ってもともと輸入品ですか ら、多くの庶民にとって赤ワイン396円がさらに安くなれば嬉しいことです。 そして、今、自家ワインの美味しい品種が育ちはじめていますが、まず地元で愛され てなんぼです。 つまり地産地消から優れた名品が育つ可能性が大いにあるということです。 その土地でしか手に入らない名品は観光客まで引き込む力があります。ワインの魅力 はそうした希少価値のある名品を楽しみ、来客に蘊蓄を語り披露することも喜びの一 つです。 前号の映画「ブロバンスからの贈り物」は、超名酒でありながら輸出するわけでもなく、地元 に来た人を呼び込む力をもったワインで、ラッセル・クロー演じる投資家はそのシャ トーの経営者として、農夫、ワインセラーの雇用を守り、豊かな生活(身心におい て)を送ることを選んだのであります。

地元の宝が人を呼び込む。ここに地産地消活動のリアリティある希望がみえるようです。

地産地消プロジェクトは相反転方式小水力発電機によるエネルギーの地産地消と地域の農業を核としてそのうえで個性的な名産を創造していくものです。

 

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