教育催眠研究会(面接・講習・研修)

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催眠面接&自己催眠の指導「偏見の点検」

2017年06月10日 01時33分09秒 | Weblog
1.先週の催眠デモンストレーションの結果は・・・
 先週金曜日の「催眠デモンストレーション」の結果を書き込まないうちに一週間が経過してしまった。そのうちに、「催眠面接」の予約が入り、本日(6月9日・金曜日)、約束どおり実施したので、先週の件は(面白い内容だけど)後回しにします。

2.本日の施術(被験者:高校生8名、見学者:教員2名・高校生2名)
 「2名でお願いします」と言われていたけど、興味を持つ友達がいっしょに来て、計8名。多いのは大歓迎。
 うち、1名(A)は過去に1度、もう1名(B)は過去に2度、私の施術を受けている。

3.訪れた理由
 以前から、(B)が「施術を受けてから、毎晩よく眠れるようになって本当にぐあいがいい」と、周囲の友達に宣伝してくれていたらしく、とくに上記の(A)が、「是非、もういちどゆっくり催眠をかけてほしい」と申し出てきた。
 自己催眠ができるように後催眠暗示を与えていたのだけど、やはり他者催眠で誘導してもらうほうが「気持ちがいい」とのこと。まあ、これはよく言われることですが...

4.内容
 全員を安心させるために、上記(A)にモデルになってもらい「瞬間催眠」でトランス状態に誘導。
 閉眼による幻視。空を自由に飛んで雲の上で遊び、さらに宇宙を飛びまくり天の川を見下ろしたり・・・、という荒唐無稽ではあるけど楽しくてうれしい体験をしたあと、「感覚支配」の体験。「時間歪曲」など、ごく限られた内容をみんなに見てもらい、「自動・健康増進スイッチ ON!」の暗示を与えた後、解催。
 次に、(A)には見学者になってもらい、他の7名を弛緩法で誘導。
 (中略)
 「軟酥鴨卵の法」を実施し、自己催眠を習得してもらって解催。
 解催後、「瞬間催眠」でかけてほしい、というので(A)以外の7名全員に実施。全員納得。
 その後、質問に答えていって終了。
 「先生、毎日やっているんですか?」「継続してお願いしたい」
 ということだったので、これからは、「理論」の方も含めて「気づきの瞑想法」を実施する予定。
 体の健康だけではなく、心の健康、とくに「偏見の点検」と題して、事実をありのままに見る「智慧」を鍛えるトレーニングをともにやっていきたいと思っています。
 私が催眠をやっている意義に近づいてきて満足しています。催眠は偏見を払拭します。自分を見つめて、「怒り」や「慢心」や「偏見」に気づいて、自分を成長させることができます。へんな宗教にだまされることなく、詐欺商法のからくりを見抜くことができるようになります。
 実体験をして、納得して、日々の生活にいかしていける仲間が増えることを願っています。
 「偏見の点検」というのはダジャレですが、私もなまけないで「気づきの瞑想法」を続けなければ・・・