日々の出来事

ふと感じた、最近の出来事!

渋皮煮~♪

2005-09-23 17:51:13 | Weblog
毎年の事だが、栗が出始めると何となく、そわそわして来ます。
栗の渋皮煮が大好きなのです。でも自分で作り始めたのは数年前・・・
料理が得意な叔母がいて、毎年この頃になると、美味しい渋皮煮を作って
待っていてくれたのです。
でもその叔母も亡くなり、数年前から自分で作り始めました。
自分で作ってみて、初めて手が掛かるものだと実感しました。
渋皮に傷をつけないように鬼皮を剥き、何度も茹でこぼして
最後に蜂蜜と粗目で煮るのです。
でも叔母が作ってくれた味がなかなか出ません。
チャンと聞いておけば良かったなぁ~
亡くなってから、後悔しても遅いのですが、
つい面倒な事は、自分ではしないだろうと思ってしまって・・・・
でも自分で作らないと食べられないと解った時、面倒でも食べたい一心で
作ってしまいます。
今年も作りました。甘味はおさえめで、ふっくらと美味しい~~!
9月の出始めの栗が、一番美味しくできると言っていたのを、憶えていま~す。

タブレット、コンテスト!(*^^)v

2005-09-16 18:44:11 | Weblog
8月の中旬締め切りで、日経のパソコン雑誌に
タブレット、コンテストが行われていると知った。
実は殆ど雑誌類は買ったことが無かったですが、
この雑誌のタブレットを使っての水彩教室が、
以前通っていた教室で行われるとの事で、お呼びが掛かったのです。
その様子等が紹介されていたので、その雑誌を買ってみました。
パラパラと、めくっていくうちに、このコンテストが行われている事を知り
ぎりぎりまで迷ったのですが、ちょうど手元に、
母の白黒の写真を、カラーで描き直したものがあったので、
無理だろうけど、出してみようと送ったのです。
そうしたら、昨日、図書カードが送られてきて、入選した事を知り
まさか~!そんな気持ちでこの雑誌を、買って来ました。

あ~私の描いた母の絵が小さく載っている!
嬉しい~!パソコン画を始めたきっかけは
古くなった白黒の母の写真を、私の手でカラーに描けたら・・・
そんな気持ちでスタートしたから、そのきっかけの絵が入賞したなんて!!
とても上手とはいえない絵なのに、きっと心が伝わって
入賞と言う形になったのかもしれない。
何時もはどうせダメだろうとか、面倒とかの理由で
参加することは殆ど無かったのですが
何でもトライして見るものだなぁと今回の事でつくづく思いました。
でも母の絵が入選なんて本当に嬉しい~!!
今年は何か良い事が起こりそうな気がする。
他もいろいろトライしてみようかなぁ~




お別れ・・・・・・・(-_-;)

2005-09-10 23:43:25 | Weblog
先日叔母が亡くなったと連絡が来た。
覚悟は出来ていたが、チョッと早すぎた気がした。
入院して21日・・・まだ大丈夫と思い、来週に行く予定でいた。
先日行った時は、点滴をしていて、体がむくんできていた。
それが心配だったが・・・・やはり・・・

通夜の後、叔父は棺の中の叔母をずっと見ていた。
後姿を見ると、余りにも小さく,立っているのがやっとだった。
大丈夫?と声をかけると、私のほうを見て、にこっと笑ってくれた。
精一杯の気遣いだったのでしょう。
私が手を出すと、握り返してくれた。暖かい手だった。
私も両手で叔父の手を包んだ。小さな手になっていた。
大丈夫!頑張らないといけないよね・・・と言った。
明日又来るからね。叔父さん、チャンと寝ないと体持たないから・・・と言うと
うんうん、と頷いていた。

翌日の葬儀、初七日、滞りなく終わり、叔父の子供達が、叔父を囲んでいた。
長男に支えられて、ようやく立っているような状態だった。
叔母が生前、お父さんにはよく診て貰っているの~と言っていた事が
頭に浮かんだ。
これから叔父は、一人で暮らしていくと言っていた。
心臓が悪く、何度も発作で倒れた事がある。
2人で暮らしているときは、お互いに助け合う事ができるが
一人になったら・・・そんな事を考えると、不安になってくる。
以前その事を、叔父の子供達に話した事がある。
でもよその家庭に、口を出さないで欲しいと厳しく言われた。
そうか~・・・私が面倒を見ることが、出きる訳でもないのだから
言ってはいけない事なんだ~・・・と
帰り際、叔父を見た。にこっと笑ってくれた。
思わず又戻って、叔父の肩を抱え込んだ。
叔父さん大丈夫?・・
叔父は・・大丈夫だよ~何とかやっていかないと、ならんから・・・と言った。
叔母の葬儀の時は、涙は余り出なかったが、
叔父の姿を見ると涙が溢れてきてしまった。

私達もいずれ行く道なのかなぁ・・・
それなりに覚悟を決めて
これからの人生を歩んでいかないと、いけないのだろうな~


複雑な心境・・・・

2005-09-03 18:46:22 | Weblog
この夏は余り暑くて、出掛ける気がしなかったので、
友人にも連絡を取らないでいた。
すると何時は、電話がかかってくるのだが、今回は掛かってこなかった。
今頃になって、気になり始め電話してみた。
彼女が出た。
「あ~・・お久し振りね~」とても声が暗い。
「どうしたの~具合悪いの?」と聞くと、とたん声が詰まってしまった。
少ししてから「妹が亡くなったの・・・」と・・・・・
そういえば以前会った時、妹さんが癌に侵されていると言っていた。
まだ40代の若さで・・

彼女は母親を早くに亡くしているので、
母親代わりのように、面倒を見ていたと言っていた。
そのたった一人の、妹さんが先立ってしまったのだから
ショックだったのでしょう。
兄と弟がいると言っていた。
でも今回の事で、兄弟の縁が切れてしまったような気がすると・・・
悲しいことがあると、身内同士いたわりあうのではと思っていたが
彼女の兄は数年前からアメリカに住んでいた。
今回の事で連絡しても、とうとう帰ってこなかったと・・・
弟さんも具合が悪かったのでやはり帰ってこなかった・・・
彼女と妹さんの旦那さんでお葬式を出して、とても切なかった・・・・
聞いている私も、とても悲しくなってしまった。
彼女は「兄弟は他人の始まりと言うけど本当ね~今回の事で良く解ったわ~」
なんとも悲しい事を言っていた。
この暑い夏のさなか、どんな寂しい思いで、見送った事でしょう。

「もう私には、身内は誰もいないの。そう思うことにしたわ。
 そうすれば、こんな悲しくて辛い思いしなくても良いから・・・」
遠くに住んでいると、肉親の愛情も途切れてしまうのかしら?
交流を重ねていって、育っていく物なのかしら?
自分の周りの人達のことを、考えてみた。
亡くなった祖母が、「身内で、助け合って生きていかなければいけない。
赤の他人が、困った時に助けてくれる筈が無い。
だから盆暮れには必ず顔を出しなさい」と言っていた事が頭をよぎった。
身内同士の集まりには、面倒でも顔を出していると
周りの人の状況が解るし、愛情も湧いてくる。
一年に最低でも、4回は顔を合わせて、食事会をしている。
誰かが具合が悪いと、すぐに連絡が入る。
今までの積み重ねの、付き合いが大切なのかもしれないと、
今回の友人の事で、良く解った。
でもそれにしても、悲しい出来事でした。