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木喰行 (もくじきぎょう)

2012-09-21 11:17:01 | 文学

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木喰さんに会いに行こう! 全国津々浦々の微笑仏を求めて経巡ること8年。全22回に及ぶ木喰の足跡を尋ねる旅は、私の木喰行でもあった

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Mokujiki著者:須佐知行 (すさ・ちぎょう)
体裁:四六判/上製/カバー装
定価:2,250円
総頁:330ページ
刊行年:2012.09.25
ISBN978-4-903470-69-6 C0093





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いつまでか はての知れざる
旅の空 いづくの誰と 問う人もなし




木喰が廻国の旅に出た五十六歳のときから、九十三の晩年に至るまで、
須佐知行さんは、全国の木喰微笑仏をたずねて、八年もの間、
仕事の合間をぬって、
ひたすら微笑仏をめぐる旅をした。
はじめは微笑仏をたずねる旅だったが、
ついには木喰上人そのひとを求めての道へと変わっていった。
北は北海道・江差から佐渡、本州へ、四国へ、
そして南は宮崎・日向へと、
木喰上人の微笑仏を祀る祠堂や寺々をへめぐった。
上人の息吹を追ったその道程、
それは自らの木喰行とも重なる旅行きでもあった。
木喰と微笑仏の魅力を余すことなく描ききる。

木喰上人の和歌

まるまると まるめまるめよ わが心
まん丸丸く まん丸

みな人の 心をまるく 満ん丸に
どこもかしこも まるく満ん丸

いきなりに ころり丸まる そのよさは 
寒さ忘るる 茶わん酒かな

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「めだかの学校」「虚空」同人。主な作品に、童句集「鼻ったれ小僧」のほかに、今はもう消えてしまった、浅草海苔の本番・大森の海苔漁と、当時の大森界隈の活況、景物を描いた「海苔のこと 大森のこと」などの編著がある。


鼻ったれ小僧

<h7></h7>体裁:四六判/上製/カバー装
装丁:梶山俊夫
定価:2,940円
総頁:180ページ
刊行年:1999.12.20
ISBN-10: 4931117392/ISBN-13: 978-4931117396

・海苔のこと 大森のこと(編著)

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