だんだん仕事が多くなってきた。
そういう時期なのか、22時でもフロアには
けっこう多くの人が残ってた。
明日は体力的にきつくて単調な、要するに最悪のタスクがあって、
なかなかすぐにベッドに入って明日へ飛んじゃおう、という気にはならない。
今日、めっちゃ久しぶりに高校の友達から連絡がかかってきた。
家が近くて、ちょいちょい大学の頃も会ってたけど。
くされ縁、という感じ。
ちょいちょい、合わないところが出てきて、
ああ、こんな感じになるなら、もうずっと関わらない方が良いな、
と思うんだけど、またちょっとすると、そんなのを忘れて、笑ったりして。
でまた嫌な気分になって後悔したり。の繰り返し。
何が言いたいか、というと。
相手を受け入れるべきか、拒否するべきか、
考えるのって難しいよね、ということ。
ただ最近読んだ本(『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』)の中で、
この問題の答えになりそうなものが書かれていた。
それは有名な「囚人のジレンマ」。
「協調」を取るべきか「裏切り」を取るべきか、相手次第で答えが変わってしまう、というところが
さっきの対人関係と囚人のジレンマとの共通点。
なんと、この本によると、囚人のジレンマにおいて
期待値の高い行動が、既にシミュレーションによって研究されているらしい。
数多くの各分野の専門家が考えた戦略をプログラム化し、何万回もの対戦をさせた結果、
最も強かったのが、「しっぺ返し戦略」というもので、次の単純な規則で成り立っている。
①最初は相手に協力する。
②それ以降は、相手が前の回に取った行動を選択する。
この戦術が、長期的には最も強いらしい。
つまり、最も期待値が高い、ということ。
パチンコ打つ人にとって、「期待値」は唯一の指針とでもいうべき重要性を持っている。
実感としても当たっている気がする。
(初対面で敵意出してる人間は、大体まともじゃなかったし。)
こういう知識があると、
相手との協調を目指すか、拒否するか、
モヤモヤしたりしてたのは時間の無駄だったのかもしれないなぁ、と。
悩まずに、正しい行動が取れるなら、それは良いことでしょう。