■2006年 日本 135分
■2006.7.22 TOHOシネマズ緑井 with r/y/h/t
■監督 樋口真嗣 原作 小松左京
■出演 草なぎ剛(小野寺俊夫) 柴咲コウ(阿部玲子) 豊川悦司(田所雄介) 及川光博(結城慎司) 吉田日出子(田野倉珠江-玲子の叔母) 福田麻由子(倉木美咲)
《story》
「国土だけでなく 心まで失ってしまうのか」
「命よりも大切な人がいる」
小野寺は、地震災害に遭い、少女美咲とともに、レスキュー隊の玲子に助けられる。美咲の母は危篤状態で入院していたため、身寄りのない美咲を玲子は預かることにした。一方、小野寺は、地球科学博士の田所のもとで、結城とともに潜水艇に乗り、深海調査を行っていた。玲子は服を返すために、研究所を訪れ、美咲を励ますために、小野寺を家に招くことにした。田所博士は、調査の結果、1年以内に日本がのっているプレートはマントル内に沈み、日本は沈没すると予測する。1億2000万人の海外非難が始まる。しかし、日本列島内での地震や災害が多発し、被害は計り知れない数にふくれあがるのだった。小野寺は、海外に逃げ出すことをやめ、自分が人々にできることを考え、プレートを切り離す爆弾をセットするために、再び潜水艇で深海に潜ることを決意する。
◎CGを使ってかなりのリアル感はあった。設定に多少無理があるように思うが、映画館で見るなら楽しめると思う。なぜ日本が沈没するのか、その説明も納得できそう。実際にそういうことが起こりうるのかどうかはわからないが。
本気で人々のことを考える人、結局自分のことだけの人。上に立つ人は前者であってほしいものだ。今の日本だったら、真っ先に逃げ出すのが国会議員たちのような気がする。痛みを国民に与えるだけ与えて置いて、あとはどこか安全なところで悠々と生きていくのだろう。飢えて死のうが、自殺しようが、災害で死のうが、そんなこと関係ないことだろう。
しかし、もし他国に非難するとして、何千万人もの人を他国は受け入れるだろうか。逆に近国がそうなったとき、日本は他国の人々をたくさん受け入れることができるだろうか。命をかけて守りたい人、たまたま玲子も美咲も助かったからいいけど、彼女たちがいなかったら、日本を救うのはいったいだれなんだ。いざというときにリーダーシップをとって命をかけて人々を守ることができる政治家を選ぶべきだなあ。
公式サイト「日本沈没」
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サロンシネマで、「ハチミツとクローバー」と「かもめ食堂」を見たいと思っています。