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■2000年 韓国/日本 120分
■原題「Asako In Ruby Shoes」
■2006.7.8 BS2
■監督 イ・ジェヨン
■出演 イ・ジョンジェ(ウイン) 橘 実里(彩、"朝子") キム・ミニ() 大杉 漣(彩の父) 余 貴美子(彩の母)
《story》
「響き合う、二つの魂」
予備校生の彩は、祖母から、自ら息を止めて自殺した祖父の話を聞いて、自分も自殺をしようと思いはじめた。そして死ぬなら、日付変更線の上だと、死んだのが昨日か今日かわからなくなるので、その費用をかせぐためにバイトを始める。インターネットの有料サイトのモデルとなることを決めた。靴を履いた朝子と名のり、出演を始めた。
一方韓国では、しがない公務員のウインは、赤い髪の女に密かに熱をあげていた。そして家では、インターネットであやしいサイトを見ては楽しんでいた。ある日、未承諾広告が入ったメールが届く。そのサイトにつなぐと「靴を履いた朝子」という女性があらわれ惹かれていく。クレジットカードを作り、有料サイトにアクセスして、朝子の姿に見入るのだった。
日本と韓国、まったくつながりのない二人が、インターネットの世界で辛うじてつながった。二人は出会うことがあるのだろうか。
◎まったくつながらなかった二人が、インターネットの怪しい世界でつながった。でも、それはチャットや出会い系サイトではなく、一方的に画面をみるだけのサイト。二人が出会う可能性はほとんどない。しかし、それでは物語ははじまらない。偶然にも自国を出る二人。彩が自分のお気に入りの靴で出演していて、それを覚えていたウイン。靴が二人を引き寄せた。二人の出会い、愛の物語がはじまる。と、物語が始まるまでのお話だった。おもしろい手法だと思った。けれど、それまでのそれぞれの生活がつながっていないだけに、ちぐはぐな感じも受ける。