そよかぜから-映画

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コラテラル

2006年05月12日 | サスペンス/ミステリー


2004年 アメリカ 121分
■原題「Collateral」
■2006.5.12 wowowo
■監督 マイケル・マン
■出演 トム・クルーズ(ヴィンセント) ジェイミー・フォックス(マックス) ジェイダ・ピンケット=スミス(アニー)マーク・ラファロ(ファニング)

《story》

「その夜はいつものように始まった」

マックスは真面目に勤務するタクシードライバー。いつか高級リムジンを持つ会社を作り、その車から降りたくない送迎をすることが夢だった。
ある日アリーとういう女性検事を乗せ、今までもあったようにその夢を語った。そして、自分が心の安らぎを求めて大事にしていた写真をプレゼントした。アリーを降ろした直後に男が乗り込んできた。その男は、目的地に着いたら、金を払うから待つように言った。マックスが路地裏にタクシーを動かして待っていたら、車の屋根の上に人が落ちてきた。直後にあわててその男がやってきた。タクシーに乗せたその男は殺しやだった。

◎「コラテラル」とは「巻き添え」という意味だそうだ。確かに何の関係もないタクシーの運転手が殺し屋と行動することとなり、さらに殺し屋と間違われることとなるのだから、たまったものじゃない。ささやかな夢を追いかけ、こつこつと真面目に働いてきたのに、どうしてこんな男に人生をめちゃくちゃにされなければいけないのか。怒りが湧いてくることだろう。確かに最初はびびっていたけど、その怒りは次第にふくれあがり、夢を語ったアリーを命がけで守る行動にまで発展する。
トム・クルーズは悪役が似合っている。誰かを守る宇宙戦争の姿はどこかぎごちなかった。心のどこかに戸惑いを抱きながらも、無情な行動を取る役がよく合っている。

公式サイト「コラテラル」



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