■1991年 アメリカ 103分
■2006.2.3 wowow
■監督 ハワード・ジーフ
■出演 マコーレー・カルキン（トーマス） アンナ・クラムスキー（ヴェーダ） ダン・エイクロイド（ハリー） ジェイミー・リー・カーティス（シェリー）
《story》
１１才の少女と少年の淡く切ない初恋物語。少女ヴェーダは葬儀屋の子どもで多感だった。死体を見るのがこわく、死に対していつも恐怖感を抱いていた。母親はヴェーダを産んですぐになくなり、父親のハリーとその兄、そして痴呆で何もわからなくなった祖母と暮らしていた。同級生の女友だちからは意地悪をされ、仲良しといえば近所に住む少年トーマスだけだった。ある日、シェリーという女性がやってきて、死体のメイク係として雇われる。ハリーとシェリーは次第に恋に落ちていく。それがおもしろくないヴェーダ。そんなヴェーダのそばにはいつも親友のトーマスがいた。
◎そばにいるだけ、でもそれが何よりの愛。言葉も物もいらない。そばにいてくれることが一番なんだ。そんな純粋な愛を教えてくれる。多くは語らなくても、「いてほしい」と願えば、いつも来てきれる。しかられると言いながらも、そばにいてくれる。目の前に見えるあこがれより、何よりも大切な人だと思う。けれど、それが悲しいのはなぜだろう。
