そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ノートに眠った願いごと

2008年09月20日 | ラブロマンス/青春


2006年 韓国 106分
■原題「TRACES OF LOVE」
■2008.9.6 DVD
■監督 キム・デスン
■出演
   ユ・ジテ(ヒョヌ)  キム・ジス(ミンジュ=恋人)
   オム・ジウォン(セジン=喫茶店のウエイトレス)  
   チェ・ジョンウォン(ミンジュの父親)

 《story》

「海に浮かぶ砂丘 谷を染める紅葉 
   命を呼び覚ます雨音 秘密を運んでくる風
      すべて 
           あなたに見せたいわたしの宝物だった。」
「10年後-彼女が残した新婚旅行へ。失われた「想い」を捜して」


ミンジュは旅番組のテレビディレクター。司法研修員生のヒョヌからプロポーズされる。ある日、デパートに家具を見に行く約束をするが、ヒョヌの会議が長引き、ミンジュはデパートの地下のコーヒーショップで待ち合わせをすることにした。しかし、突然デパートは崩壊して、ミンジュは帰らぬ人となる。それから10年、ミンジュの父親が突然訪ねて来て、ミンジュの1冊のノートを渡す。そのノートには、ミンジュが夢見た新婚旅行のの計画が綴られていた。ヒョヌは、その計画に沿って旅することを決意。ヒョヌが、ミンジュとの思いに浸りながら歩いていると、行く先々で同じ女性と出会う。声をかけともに行動したとき、その女性が語る言葉がかつてヒョヌがミンジュから聞いた言葉であることに驚く。その女性は、デパートが崩壊したときに地下のコーヒーショップの店員だったのだ。瓦礫の下敷きになり、彼女はミンジュの話で励まされた。そのとき聞いた話があのノートの新婚旅行計画だった。ミンジュは息絶え、彼女は救出されたのだ。

 美しい景色、美しい思い出、美しい出会い

ミンジュが意図したとは思えないけど、そうとらえて新しい人生を歩むヒョヌをのぞみたい。そのノートが彼女の思いを伝えると同時に、新しい出会いに導いたのだと思いたい。人生の目標を失っているヒョヌに、自然はこんなに美しく、歩むことはこんなに楽しくて、人を愛し生きてほしいと伝えているのだと。自分のことは思い出の中に、新しい世界を旅してほしい。まだまだすばらしい街、景色、できごとがいっぱいあるはず。そんな前向きに語るノートなんだと。それが彼女の願い事なんだと。

久しぶりに子どもが帰ってきた。仕事の関係でしばらく自宅にいるようだ。元気そうでなにより。映画のことを話せるのがうれしい。1週間に1度映画館に行きたい。そうすることって贅沢なことだろうか。レイトショーで1200円、月4回行ったら4800円。タバコも酒もやらない。少ない小遣いを唯一映画鑑賞に使う。できればだれかと行きたいけど、付き合ってくれる機会も少ない。ストレス解消。しかしながら、最近は、疲れ果ててしまって、外出する気力がなくなってしまった。見たいけど、体がしんどい。昨年より、映画館に行く回数が減った。でも、見たいよね。週末、行きたいよね。



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