そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

クローズド・ノート

2007年09月30日 | ラブロマンス/青春


2007年 日本 138分
2007.9.25 ワイナーマイカル 試写会  with y
■監督 行定勲
■出演
   沢尻エリカ(堀井香恵)
   伊勢谷友介(石飛リュウ)
   竹内結子(真野伊吹)   
   永作博美(可奈子=万年筆店の娘)
   板谷由夏(山崎星美=リュウの仕事の世話)   
   田中哲司(鹿島)  
   サエコ(池内ハナ=香恵の親友)
   中村嘉葎雄(喜一郎=万年筆店の主)
   黄川田将也(夏目涼=ノートの中の彼)
   篠井英介(瀬川=大学の先生)
   粟田麗(君代の母)   山口愛(水原君代)   石橋蓮司(中沢正道)


 《story》

「私と彼女を結ぶ、世界でたった1冊の絆」

教育学部に通う香恵は、引っ越した家で、前の住人が残したノートを見つける。そのノートには、伊吹という女性が始めて小学校4年生の担任となった生徒との交流と、彼女が久しぶりに出会った「隆」への恋心が書かれていた。香恵は、自分がバイトで勤めている万年筆屋で出会った青年への思いを重ねていく。その青年は、香恵が引っ越してきた日に、彼女の部屋を見つめていたり、万年筆の書き具合にこだわったり、香恵にとって強く印象に残った。いつしか香恵は、リョウと呼ばれる青年のイラストのモデルとなったり、彼の家を訪ねるようになる。香恵の思いは大きくふくらんでいく。しかし、リョウには忘れられない女性がいた。

 見え見えだけど
わかってしまうと、とたんにつまらなくなる映画や、知ってしまうともう二度と見る気がなくなってしまう映画がある。でも、わかっているけど、見たくなる映画はすごい。不思議な世界を印象付けながら、現実の世界が交錯しひとつになっていく。二人の人間が一人の人間になったとき、完全に2つの世界が1つになった。
沢尻エリカは好きな女優だ。映画の中では純粋で一生懸命だけど、テレビに出てくるインタビューなどでは、お化けみたいな顔ですましている。映画の中ではとてもいいんだけなあ。もしあのお化けみたいなすました役だったら、地に合っているけど見応えはないかも。なんだかジレンマ。「エリカ様」なんて言わせない、見かけじゃないわがままじゃない女優でいてほしい。
2人招待の試写会だった。会場はほとんど女性。私は息子と二人。映画は誰と見てもいい。「涙そうそう」のときなんか、周りはみんなカップルで、ひとりぽつんといることがはずかしかったことがある。映画が見られるならそれでいい。「行こうか」と言ったら、息子が「いいよ」と来てくれたことがうれしいし、久しぶりにワイナーマイカルに行けたことも楽しかった。ここもシネコンだけど、座席が狭くて、音に迫力がなかった。やっぱりTOHOが一番だ。

 公式サイト「クローズド・ノート」



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